ブルゴーニュ・クランジュ・ラ・ヴィヌーズ グロール・テット 2018
国:France(フランス)
地域:Bourgogne(ブルゴーニュ)
品種:Pinot Noir (ピノ・ノワール)
タイプ:Red (赤)
栽培:有機栽培、リュットレゾネ
度数:13%
インポータコメント
約15日間マセラシオン・カルボニック。(この間毎日ピジャージュを行なう)
プレスし、フリーランとプレスジュースをアッサンブラージュ。
約20日間マロラクティック発酵の後半デブルバージュ。
琺瑯引きしたタンクで7ヶ月熟成、澱引きは1回。
斜面の比較的下の方の区画で、このアペラシオン特有の涼しさとチェリーや赤果実のアロマをたっぷり表現するワイン。
■生産者
Vini Viti Vinci (ヴィニ・ヴィティ・ヴィンチ)
本拠地:フランス・ブルゴーニュ
ニコラ・ヴォーティエが「ヴァン・ナチュールの聖地」のひとつ、トロワのワイン・ショップ&バー“Aux Crieurs de Vin”で15年勤務したあと、アヴァロン村で始めたマイクロ・ネゴシアン。
ニコラは、シャンパーニュやシアトル近郊のワイナリー、及びフィリップ・パカレとドメーヌ・サーブルでも栽培醸造経験を積んできた。
ブドウは、北ブルゴーニュ各地に点在する、有機栽培またはリュット・レゾネの老農家から購入し、初ヴィンテージは2009年。
セラーには台形の木製開放槽を所有し野生酵母のみで発酵。亜硫酸添加は瓶詰め時10mg/Lのみで、補糖も行わない。
彼の高い志が生むピノ・ノワールは、AOCブルゴーニュですら時にヴォーヌ・ロマネのニュアンスさえ帯びる柔らかな香りを帯び、ピュアなエキスが満ちる。
イランシーのピノ・ノワールは、大半が樹齢45年以上の古木。
白ワインも多くは小樽発酵と、小樽熟成を経る。
影響を受けた醸造家は、ピエール・オヴェルノワ、マルセル・ラピエールほか。
まことに腕と勘が冴える、天性の醸造家である。