フェニックス 2019
国:France(フランス)
地域:Alsace (アルザス)
品種:Pinot Gris (ピノ・グリ)
タイプ:Orange (オレンジ)
土壌:花崗岩、石灰、泥土
栽培:ビオディナミ
醸造:除梗して、1ヵ月間のマセラシオン。
一日一回のルモンタージュ。
プレス後、ステンレス製タンクでアルコール発酵を終わらせそのまま6か月熟成。
様々な区画のピノ・グリを使用。
認証:ユーロリーフ、デメター
度数:12.5%
インポータコメント
ジュラのプールサールを思わせる、柔らかな酸に赤系ワイルドベリー+ブラッドオレンジのような柑橘果実。
見たこともないようなと赤とオレンジの混ざった色が火の鳥、フェニックスの色に似ていることからこの名前が付けられました。
得意のグリ。
旨味が途方もなくあふれ、鷲づかみ!
■生産者
FREDERIC GESCHICKT (フレデリック・ゲシクト)
本拠地:フランス・アルザス
造り手:フレデリック・ゲシクト、アルノー・ゲシクト
コルマールから北西に10キロほどの場所に位置するAmmerschwihrアメルシュヴィル村に蔵を構える。
現在、アメルシュヴィル村およびKatzenthalカッツェンタール村に、合計12haのぶどう畑を所有する。
2008年よりクリスチャン・ビネール、アルザス自然派巨匠たちを超えるような透明感を目指して、SO2無添加の醸造を始めた。
SO2無添加のワイン造りを始めながら経験を積み、酸化防止剤無添加とは思えないほど、品質が高いレベルで非常に安定しています!
それは両親の先祖から持っていた、凄い急斜面の見事な区画のおかげでもあります。
今買おうと思っても手に入らないあの畑がワインの品質を強烈に後押し。
悲運の兄の死を乗り越えて、後を継いだ弟フレデリックに備わっていたワイン造りのセンスには、本人さえ気がつかなかった天才的なものがありました。
それは、ミュージシャンだったフレデリックのセンスに無関係ではないでしょう。
そうでなければ、かつてのアルザスにないあの透明で繊細な味筋は、説明がつきません。