ケー・ジー・ビー・ブラン 2019
国:France (フランス)
地域:Loire (ロワール)
品種:Cabernet Franc (カベルネ・フラン) 55%
Grolleau Gris (グロローグリ) 45%
タイプ:White (白)
栽培:自然農法
認証:ユーロリーフ
度数:13.5%
インポータコメント
カベルネフラン55%とグロログリ45%の構成で醸造された、いわゆるブランドノワールの白ワイン。
収穫したカベルネフランを全房にてプレスをかけ、果汁のみを1か月間発酵。
グロログリも同じく全房をプレス。
果汁のみを1か月間発酵させ、カベルネフランと合わせて樹脂タンクにて5か月間の熟成。
ほんのりピンクがかった薄いイエロー。
少々濁りあり。
香りはアップルパイ!リンゴとシナモン、カリン、桃、レモン、バニラ、タイム。
ミルキーな印象と若干海水のようなヨード香と苦味も感じます。
アタックはスムーズ。
レモンのような果実味とグレープフルーツの皮の苦味が良いアクセントに。
旨味とピーナッツのようなオイル感、後味に花の蜜のような甘味を感じます。
野菜の天ぷら、水炊きに柚子胡椒、ハーブやナッツを使ったサラダなどと相性良さそうです!
■生産者
La Ferme de Mont Benault (ル・フェルム・ド・モン・ブノー)
本拠地:フランス・ロワール
ステファンは幼い頃から、叔父達が所有していたブドウ畑に囲まれて育ちました。
叔父は皆ブドウ栽培に熱中している中、ステファンの父のみが他の道を選び、情報科学者として働いていました。
そんなステファンは、小さな頃からワイン造りに興味を持っていました。
2002年に植物を専門とした農家学校を卒業し、そのまま6ヶ月間にオランダ、そして1年間オーストラリアでワインについて学び、様々な生産者を訪れます。
その後、6年間パリの広告会社で営業マンとして働きますが、ステファンはやはり自然と繋がっているワイン造りがしたい。
家族で助け合っていきながらこれからの人生を歩みたいと思い始め、2008年、30歳を迎える年に会社を辞め、生まれ育ったアンジュへ戻りました。
2008年から2010年の間、ステファンはブドウ畑を購入し、畑作業をしながら、自然派ワインを扱っているカヴィスト、『ワイン・ノット』で働きます。
2009年にはファースト・ビンテージをリリース。
2011年に本格的にワイン造りに専念し、今では7Haの畑を一人で自然栽培をしています。
形に囚われないその独特の醸造スタイルから生まれる、透明感があり、まっすぐとした味わいは、目を惹くものがあります。