ラ・ターブル・デュ・マラン 2018
国:France (フランス)
地域:Sud-Ouest (シュド・ウエスト)
品種:Tannat (タナ)
タイプ:Red (赤)
SO2:無添加
度数:14%
インポータコメント
紫がかった深いルビーレッドの外観。
高い粘性。
ブラックチェリーやカシスなどの黒色果実やスミレの花、鉄系のミネラル香にくわえ、ピンクペッパーやシナモンなどのスパイス香も。
口中を刺激する細かいタンニンとシャープな酸味が肉厚な果実味を支えるバランスの取れた味わいです。
■生産者
PLAIMONT (プレモン)
本拠地:フランス・シュド・ウエスト
1979年、プレザンス、エニャン、サンモンの生産者により設立。
社名のPLAIMONTはそれぞれの地名の一部(「Pl」aisance、「Ai」gnan、Saint 「Mont」)を組み合わせたものです。
地元の伝統やテロワールにプライドを持ち、この地でしか造れないワインを生み出すべく、現在100人以上の生産者により運営されております。
その土地の遺産とも言える土着品種の保存や研究にも勢力的に取り組んでおり、かつて絶滅に瀕していたマンサン・ノワールやピネンクなどの品種もプレモンの努力により栽培面積を増やしております。ジャンシス・ロビンソン著「世界のワイン図鑑 第8版」でもサン・モンの地図には唯一、プレモンの名だけ記されており、「地元品種を絶滅から救うため多大な貢献をしてきた」と言及されております。
またプレモンがAOCサン・モンのエリアに所有する畑の中には、樹齢200年以上のプレフィロキセラの樹が植わる区画もあり、ここは畑としてフランスで唯一、国からMonument Historique(歴史的記念物)として認定されております。
更に、長年の地元に対する献身的な取り組みが評価され、フランスを代表する専門誌「ラ・レヴュー・ド・ヴァン・ド・フランス」にて2017年度「Cave de L'ANNE」(年間最優秀ワイナリー)も受賞しました。