レ・プティット・カイユ ・ブラン 2021
国:France (フランス)
地域:Loire (ロワール)
品種:Grolleau Gris (グロローグリ) 60%
Chenin Blanc (シュナンブラン) 40%
タイプ:White (白)
栽培:自然農法
認証:ユーロリーフ
度数:11.5%
インポータコメント
とてもアロマティックなグロロー・グリと、酸味が利いたシュナンを合わせることで、飲みやすつつも、ガストロノミー的なワインを造りたかったのです。
『Les Cailloux』とはシュナンが植えてある区画名です。
輝きのあるイエロー。
青リンゴやセージなど清涼感のあるハーブの香りや、リモンチェッロのようなビターなニュアンス。
白コショウのようなきめ細かなスパイス感。
口に含むとレモンやライム系のキレのある酸に、塩ミネラル感。
ふくよかな酸とスパイス感がとても良いアクセント!
蜂蜜レモンのような余韻が長く続きます。
■生産者
La Ferme de Mont Benault (ル・フェルム・ド・モン・ブノー)
本拠地:フランス・ロワール
ステファンは幼い頃から、叔父達が所有していたブドウ畑に囲まれて育ちました。
叔父は皆ブドウ栽培に熱中している中、ステファンの父のみが他の道を選び、情報科学者として働いていました。
そんなステファンは、小さな頃からワイン造りに興味を持っていました。
2002年に植物を専門とした農家学校を卒業し、そのまま6ヶ月間にオランダ、そして1年間オーストラリアでワインについて学び、様々な生産者を訪れます。
その後、6年間パリの広告会社で営業マンとして働きますが、ステファンはやはり自然と繋がっているワイン造りがしたい。
家族で助け合っていきながらこれからの人生を歩みたいと思い始め、2008年、30歳を迎える年に会社を辞め、生まれ育ったアンジュへ戻りました。
2008年から2010年の間、ステファンはブドウ畑を購入し、畑作業をしながら、自然派ワインを扱っているカヴィスト、『ワイン・ノット』で働きます。
2009年にはファースト・ビンテージをリリース。
2011年に本格的にワイン造りに専念し、今では7Haの畑を一人で自然栽培をしています。
形に囚われないその独特の醸造スタイルから生まれる、透明感があり、まっすぐとした味わいは、目を惹くものがあります。