キノイエ 2021
国:France (フランス)
地域:Loire (ロワール)
品種:Chenin Blanc (シュナン・ブラン)
Gamay (ガメイ)
Grolleau Gris (グロローグリ)
タイプ:Red (赤)
栽培:ビオロジック
SO2:無添加
度数:12%
インポータコメント
Kinhoyeはコンゴで話されているリンガラ語に由来し、 マイテがカルティエ財団に勤めていた頃にちなんでいる。
コンゴ民主共和国の首都キンシャサ (Kin-) でのパーティーやお祝い (-hoye) のことを指す。
ガメイとグロローの一部はダイレクトプレス、シュナンとの残りのグロローはマセラシオンした、 独創的な醸造方法。
樽熟成で亜硫酸塩は無添加。
いちごや小さい赤い果実の味わい、タンニンは非常に控えめ、シュナンのマセラシオンからくる芳香性が独特の風味を生み出している。
■生産者
LES ERRANCES (レ・ゼランス)
本拠地:フランス・ロワール
レンヌでの生活を終えた後、メキシコシティ、ヨンショーピング(スイス)、パリを経て、アンジュのブドウ畑でビオワインを造ることを決断。
2016年から2017年までBTSブドウ栽培醸造学校に通い、ウォーレン、ティエリー・ジェルマン、アイメリック・イレール、ブルーノ・ロシャールのドメーヌで経験を積んだ。
実習期間を終え、ドメーヌ取得の機会を得たものの、ドメーヌ設立の計画はなかなかうまくいかなかった。
しかし、この期間は、色々なブドウ栽培地を見て回る時間になり、また、一緒に働いてくれるヴィニュロン達と出会いの機会ともなった。
そして2018年にles erranceが誕生。
最初はネゴスとしてワイン生産者である友人からブドウを購入し“Tôpette”、“Cinq”、“Castille”の3キュヴェを造る。
これが私たちのワイン造りの第一歩となった。
2019年からは色々なことが加速していき、年初めについにRablay-sur-Layonに畑を見つけることに。
ファミーユ・メナール(ドメーヌ・デ・サブロネット)のシュナン1区画と、既に6.5haの畑がビオになっている町のグロローとカベルネフランの各1区画。
その畑を2019年4月に契約したのだが、なんと、その翌日にひどい霜被害が…。
そんな私たちの(ドメーヌ設立までの)紆余曲折から、Les errances (彷徨、さまよう)がドメーヌの名前になった。
現在は、シュナン1.6ha、グロロー2.3ha、カベルネフラン1.8haを所有。
余計な介入をせず、高品質で健全な活気あるワイン造りに励んでいる。