ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ ケール・マ 2021
国:France (フランス)
地域:Loire (ロワール)
品種:Melon de Bourgogne (ムロン・ド・ブルゴーニュ)
タイプ:White (白)
土壌:角角閃石、雲母片岩、正片麻岩
栽培:ビオロジック
認証:ユーロリーフ
SO2:無添加
度数:11%
インポータコメント
Ker Maとは彼らの生まれた、ブルターニュの方言で、Chez Ma(Maの家)を意味する。
Maとはもちろん、彼ら2人(MarionとManuel)のこと。
北東向きの畑のためか、ラ・クロワ・モリソーよりも、重心がたかく、塩味があり、酸の軽快さがある。
■生産者
Complemen'Terre (コンプレモンテール)
本拠地:フランス・ロワール
造り手:マリオン・ペシュー、マニュエル・ランドロン
ロワール出身の若い夫婦が 2013 年創設したワイナリー。
夫、マニュエル・ランドロンの実家はロワールのナントでミネラル豊かなミュスカデを栽培、醸造するドメーヌ・ランドロン。
マニュエルは、トゥーレーヌの複数のドメーヌ(2 年)のほかニュージーランドのフェルトン・ロードやチリのルイ・アントワヌ=リュイットなどの南半球でのワイナリーでも経験を積む。
妻のマリオン・ペシューと共に、ドメーヌ・ランドロンから 5km ほどの村、ル・パレにミュスカデ・少量のガメ・土着品種のフォール・ブランシュの植わる畑を見出し、畑と地下室を有する醸造所を購入し醸造を始める。
ドメーヌの開設にあたり、父ジョゼフは「実感しそして経験を積んでほしい」という想いもあり、異なる地質の複数の畑を息子マニュエルに与えた。
醸造学校を卒業後、若いヴァン・ナチュレルの生産者の元でも経験を積んだマニュエルのワインは、父ジョゼフのスタイルとはまた違った、挑戦的な造りが面白いワインだ。
マニュエルは地域の若手の生産者数人と組んで、ワインの分析を必要な時にすぐできる状態にあるそうで、テイスティングと分析から亜硫酸の添加、場合によってはフィルターをかけるかどうかを判断し、しっかりとワインを安定させることにも気を向けている。