ホワイト・フロンティニャック 2022
国:Australia (オーストラリア)
地域:South Australia (サウスオーストラリア)
品種:Shiraz (シラーズ)
タイプ:Red (赤)
度数:14.5%
インポータコメント
バロッサヴァレーのアイコンであり、オーストラリアのワイン業界に携わる人々の尊敬を集め続けるロックフォードをまさにロックフォードたらしめるワイン、「Basket Press Shiraz / バスケットプレス シラーズ」は最高樹齢 140 歳を超えるような古木が自根で残る約 15 箇所の畑から得られるシラーズから産まれ る。
古くは 19 世紀から残る伝統的な設備を使い醸され、凝縮感がありながら他の男性的なバロッサ産シラーズと明確に一線を画すエレガントなフィネスは極めて高く評価され、オーストラリアにおける権威あるオークションサイト「ラングトンズ」による格付けでは常に最高評価であるエクセレンスを獲得している数少ないワインの1つでもある。
その限られた入手ルートと人気の高さから、コレクターワインとしても名高い。
■生産者
Federick Stevenson (フレデリック・スティーヴンソン)
本拠地:オーストラリア・サウスオーストラリア
フレデリックス・ティーヴンソンは昨年突如として南オーストラリアのアデレードに販売され始めた謎のワインでした。
一体誰がこのワインを作っているのか誰も知らず、そしてどこに醸造所があるかも不明だったのです。
それもその筈フレデリック・スティーヴンソンとは仮名であり、その正体はスティーヴン・クロフォード。
フランスでワイン造りを学んで故郷に戻ったばかりの青年だったからなのです。
スティーヴンはワイン作りを始めるに当たり、先ず自身のアイデンティティを全てひた隠しにしました。
スパイダーマンやバットマンのようにエイリアスを作ったことには理由があり、自身が望むスタイルを作り続ける事で周囲から敵視されたり、家族が後ろ指を指されるのではないかと考えたのです。
ルーシー・マルゴーやショブルックのワインが当時は殆ど流通しておらず、スティーヴンはオーストラリアに於ける自分を異端として捉えていた訳です。
偽名を使用し、複数の無名アーティストをラベルデザイナーに据え、突如としてサンプルボトルをワインショップに送りつけることでビジネスの礎を築いたスティーヴン。
つい数か月前までは無名の存在であり、アデレードの街中にある古ぼけたガレージでワインを作っていることなど、誰も露知らず。
ミステリアスでアンビシャス。