ラ・ボンヌ・ピヨッシュ 2021
国:France (フランス)
地域:Beaujolais (ボジョレー)
品種:Gamay (ガメイ)
タイプ:Red (赤)
栽培:ビオディナミ
SO2:無添加
度数:11.5%
インポータコメント
やや淡い赤色。
ドライ苺やグレナデン、小梅、熟したブラックベリーやブルーベリーなどの果実香に、クリーンな赤い果実の果汁が混ざり合うような香り。
加えて、ドライフラワーやドライハーブ、赤紫蘇、お香、土、オールスパイスや
クローブなどのスパイス香が感じられます。
色合いや香りからも軽やかで瑞々しさが伝わってくるような印象を受けます。
ごく僅か舌先にピリピリとした刺激の走り若々しさが感じられ、柔らかいテクスチャーで伸びやかに口中へと広がります。
熟した赤い果実の果汁感や透明感、ほどよい甘みを携えたドライ苺やブラックベリーなどの果実味に、ザクロや赤すぐりが弾けるような張りのある引き締まった酸が全体にメリハリを与えながら膨らみます。
徐々にドライハーブ、クローブやオールスパイスのようなスパイスの風味が重なり、落ち着いた複雑性のある印象を残します。
清らかに流れるピュアな果実味と奥行きやたおやかさを兼ね備えた仕上がりです。
■生産者
Michel Guignier (ミッシェル・ギニエ)
本拠地:フランス・ボジョレー
フルーリーから北西方面にあるヴォールナール村で、1954年に父と二人で創業した。
当時から有機栽培に取り組み、その後クリスチャン デュクリューの影響を受けてビオディナミへ転向。
2007年にdemeter(デメテール)の認証を取得した。
現在は、可能な区画は全て馬で耕作している。
ミッシェルは、品質の高いワインを造るための大切な要素がブドウ栽培にあると考え、当初は総面積17haから始めた畑を7haに大幅縮小、他の生産者が使う農薬や除草剤などの影響を避けるため、残りの土地は全て牧草地に変えた。
醸造は全てセミ マセラシオンカルボニック、一貫して亜硫酸無添加、フィルターも清澄作業もしていない。
そのためか、新しいエチケットには「Vin Pur Jus」(果汁100%のワイン)と印字してされている。