テンダックス 2022
国:France (フランス)
地域:Bordeaux (ボルドー)
品種:Semillon (セミヨン) 80%
Cabernet Franc (カベルネ・フラン) 20%
タイプ:Pink (ロゼ)
栽培:ビオロジック
認証:AB、ユーロリーフ
SO2:10mg/l
度数:11%
インポータコメント
2021 ヴィンテージから買いブドウ手掛けた始めたロゼのキュヴェ。
テンダックスとは、フランス語の俗語で『緊張した状況を表す言葉です。
ジュリアンは、白ワインのように生き生きとして緊張感のあるロゼを造りたいと思っていました。実際、ワインは酸に由来する緊張感(テンション) があるため、テンダックスと命名されました。
澄んだサーモンピンクの色合い。
銀色の反射。
ルバーブや柑橘果物、白い花など の香り。
アタックはしなやかで、丸みのありバランスが取れた口中には、グロゼイユやオレンジピールなどのノートが感じられる。
フィニッシュはとてもフレッシュで、心地良いミネラル感と塩味が余韻に残る。
■生産者
Chateau Brandeau (シャトー・ブランドー)
本拠地:フランス・ボルドー
ベルギー出身の Julien Voogt ジュリアン・ヴォーグ(写真上の左)は、ニュージーランド、 カナダ、ガーナ、中央アメリカ、モロッコ、アジアなどの世界各国を放浪したナチュラリストです。
その後、ボルドーで醸造とブドウ栽培を学ぶうちにワイン造りに目覚めました。
ジュリアンはポムロールのシャトー・クリネで研修。
その後、サンテミリオンで 1990 年代からビオディナミを実 践しているシャトー・メイラのミシェル・ファヴァールの下で約 2 年間修行しました。
既に妻と子 供がいたジュリアンは、自分でワイン造りができる畑がないかフランス中を探し回っていました。
その時に出会ったのが今のシャトー・ブランドーの畑の所有者であるキング氏(写真上の右) でした。
キング夫妻は、フランスの他の地方に比べてビオロジックへの転換が遅れていたボルドーで、 1990 年からビオロジックでブドウを栽培。
既に 1993 年にはエコサートによってビオの認証を受けていました。
ジュリアンは、引退するキング氏からフェルマージュ契約で畑を借り受けて、 2015 年からナチュラルワイン造りを始めました。
世界を放浪したジュリアンらしく、シャトー・ブ ランドーにはオーストラリア、カナダ、アイルランド、オランダ、メキシコなど世界中の年齢も性別も国籍も異なる様々な人達がウーファー(として手伝いに来ています。