ブラン・ドゥ・ノワール 2022
国:France (フランス)
地域:Languedoc (ラングドック)
品種:Grenache Noir (グルナッシュ・ノワール) 80%
Carignan (カリニャン) 20%
タイプ:White (白)
土壌:グラヴェット
度数:12.5%
インポータコメント
名前の通り黒ブドウから作った白ワインなのでブラン・ドゥ・ノワール。樹齢約50年の粘土石灰の区画のブドウを使用しています。
生き生きとしたフレッシュな果汁で、しっかりと酸味を出すためにブドウは完熟より少し手前に収穫しました。
ブドウがカーヴに到着すると全房のまますぐにダイレクトプレスされ、果汁を抽出します。
低温で48時間デブルバージュ、冬の貯蔵期間になるべく美しい状態を保つために、冬の前後に澱引きします。
ステンレスタンクで6ヶ月寝かせてから2023年3月16日に瓶詰め。
特別なワインなので、何も考えず先入観なしでとりあえず飲んで感じて欲しいとのこと。
■生産者
Domaine Inebriati (ドメーヌ・イネブリアティ)
本拠地:フランス・ラングドック
イネブリアティという名前はラテン語で「酔っ払い」を意味します。
ドメーヌは家族の絆の物語でもあります。
ビクトール・ボーは、2010年に父親であるドメーヌ・ボートレのクリストフ・ボーから借りた2haの土地でワイン造りを始めました。
父のクリストフが1994年からオーガニックおよびビオディナミを実践してきた影響もあり、ビクトールは同じ道を歩み、最初からオーガニックのブドウでワインを造っています。
現在、ビクトールは畑を拡張し6haの広さに達するまでになりました。
ブドウ畑はラングドックの北部、Pic Saint Loup(ピク・サン・ルー)のアペラシオンにあり、コルコンヌとヴァキエールの間にあります。
ブドウの木は石灰岩の崖に囲まれた土地に植えられています。
ブドウの木はかなり古いもので樹齢80年になるものもあります。
テレ、クレレット、カリニャン、アラモンなどの古い品種だけでなく、シラーやグルナッシュの最近植樹したブドウもあります。
テロワールは、ラングドック地方で「グラヴェット」という名前で知られており、褐色の土とジュラ紀の石灰岩の小さな角張った石の混合です。
周囲の崖がゆっくり浸食されたことにより形成されました。
夏でも清々しさを保ち、排水性に優れているというメリットがあります。
ブドウは手で収穫され、化学薬品を使用せずに醸造されます。
年によって異なりますが、瓶詰めの際に、必要最低限の亜硫酸塩が追加されることがあります。
最高品質のワインを造るために自然でバランスの取れた土壌を形成し、環境を維持するというのが彼の目標だと言います。