エルドロー 2022
国:France (フランス)
地域:Loire (ロワール)
品種:Gamay (ガメイ) 45%
Pinot Noir (ピノ・ノワール) 35%
Pineau d'Aunis (ピノ・ドニス) 20%
タイプ:Red (赤)
栽培:ビオディナミ
SO2:無添加
度数:13%
インポータコメント
メゾン・ブリュレの代表的な赤ワインと言えばエルドロー!
エルドローとは畑の名前で、メゾンブリュレの赤ワインを代表するキュヴェ。
わずかに濁りのあるルビーレッド。
色調からも例年より軽やかなタッチが読み取れます。
百合の花のようなフローラルなアロマ。
フレッシュで若々しいレッドチェリーやプラムなどの赤くチャーミングな果実味。
わずかにシナモンなどの緻密なスパイスのニュアンスも感じられます。
ミネラル感に富んでおり、とてもみずみずしい印象。
旨味も詰まっており、軽やかなタッチではありますが、しみじみと噛み締めたくなるような味わい。
プラムのような爽やかな酸と余韻がとても心地よく感じられます。
■生産者
Maisons Brulees (メゾン・ブリュレ)
本拠地:フランス・ロワール
2013年9月。
ロワールの偉大なビオディナミスト、ミシェル・オジェの引退はこのドメーヌの新たな門出となりました。
そしてこのドメーヌ・メゾン・ブリュレを新たに引き継いだのはアルザス出身のポール・ジレという男。
彼は元々アルザスでカヴィストとして働いていました。
また2011年まではアルゼンチンでレストランの経営者を行っていましたが、ヴィニュロンになる夢を捨てきれず、フランスに戻り醸造学校に通いながらアルザスのブルノ・シュレールの元で働きました。
その後トゥーレーヌを訪れた際にその土地に魅了され、ミシェルと出会い彼の元で数年間の経験を積むこととなります。
その時の真摯な姿がミシェルに自身のドメーヌを継承させることを決意させます。
ミシェルから受け継いだメゾン・ブリュレの伝統は守りながら、新しいスタイルを加え進化させ、ラベルも魅力的なものに変更しています。
ミシェルが醸造していたエネルギーに満ち溢れたあの液体に、優しさを付け加えたような素晴らしい味わいのワインが生まれました。