[2640] Unchained weiss NV Martin Obenaus / アンチェインド・ヴァイス NV マーティン・オベナウス

3,300円(税込3,630円)

アンチェインド・ヴァイス NV

  国:Austria (オーストリア)
 地域:Weinviertel (ヴァインフィアテル)
 品種:GrunerVeltliner (グリューナーヴェルトリーナー) 40%
    WeiBburgunder (ヴァイスブルグンダー)ピノ・ブラン) 40%
    Riesling (リースリング) (2022:40%,2021:60%) 20%
タイプ:White (白)
 栽培:ビオディナミ
 認証:ユーロリーフ
 度数:11%

インポータより
濁りのあるイエロー。
赤い林檎、グレープフルーツ、白い花と少しのハーブなアロマ。
ジューシーで柔らかい果実味と熟れた林檎とグレープフル ーツやポンカンなどの柑橘類と、ミネラルと程よい酸。
少しのタンニンとシトラスの皮のアクセント。
とてもバランスの取れていて飽きがこないライトオレンジワイン。


■生産者
Martin Obenaus (マーティン・オベナウス)
本拠地:オーストリア・ヴァインフィアテル

オーストリア最北端のワイン産地であるヴァインフィアテルの西部に位置するグラウベンドルフにて、Martin Obenaus / マーティン・オベナウスは代々伝わるワイン造りと猟師の家系に育った情熱的な生産者です。
彼は自分の葡萄畑で働くこと、そしてその周りの生き物と一緒に働くことが大好きでアクティブな人物。
彼のモットーである“Unchained / アンチェインド 鎖を解き放つ”。
この言葉はあらゆる面での彼の信条となります。
バイオダイナミック農法で栽培された彼の葡萄畑は、余計な介入はせず、自然を守り、また支え、自然の成り行きに任せて、人がより関与する関係性である鎖を解き放つことを“Unchained”を表現しています。
自然が解き放たれるような発展を目指して努力することは、いわゆる今までの祖先が行っていた方法、つまり介入の少ない方法であるワイン栽培への回帰となる事でした。
彼自身、バイオダイナミックス農法に対して、介入はせず、サポートをする形を取っています。
一例を挙げると、ミミズとバクテリアが野菜を非常に効果的な堆肥土に変える「ミミズボックス」を使用しています。
この土を堆肥茶にブレンドし、農薬代わりにぶどう畑に散布します。
また昆虫の活動を活発にするため、それらが収容できる独自の「昆虫ホテル」を適切な場所に建設しています。
これらにより、生物多様性、動植物などの哲学に繋がり、バイオダイナミクスの鍵となっています。
現在、木の育成、土壌、植物の保護など人の手により、操作できる技術が多く、進められてきた背景があった為、より自然とのバランスを求められたエコシステムが 必要な時代になっています。
彼の祖父の時代は当時の背景もありましたが“近代的な生産方法”でワインを作ってきた背景を見てきたマーティンはより深く考え、自 分のスタイルを確立し、よりこれからのワイン造りの未来を考えた結果、現在のスタイルでワイン造りをスタートとさせました。

彼は、収穫された葡萄から醸造に関しても介入を最小限に抑えるよう努めています。
原則として、全房で優しくプレスし、全て野生酵母に自然発酵、すべてのワイン(白、ロゼ、赤)は、果皮からアロマを抽出するためにスキンコンタクトを実施します。
皮は醗酵前と醗酵中の両方でモストと接触し続けますが、オレンジワインを生産することが目的ではなく、構造と風味を獲得することを目的としています。 熟成に使っている容器は、ステンレスタンク、長期に渡り使用してきた大型の古いオーク樽、そして、花崗岩で作られた石造りの樽を使用しています。
この石ででき た樽は、家族の報告によると、少なくとも 320 年前のもので、重量は 2 トンで、1000 リットルのワインを保持できます。
彼は、木製の樽と同様に、花崗岩が刺激的であると確信しています。
それは酸化の影響はあるのもの、風味を放出せず、独特の果実味のある非常にピュアなワインに仕上がります。
全てのワインは、澱とともに熟成され、清澄もろ過はしません。
亜硫酸については、ボトリングのタイミングに一度、15mg以下のみ使用。
そして、ボトリングされたから数か月間寝かしたのち、リリースされていきます。
時間をよりかけ、じっくり向き合うことが、彼のスタイルでもあります。
また彼はいくつかの熟成の長い違うヴィンテージ をブレンドすることを実施して、より深みとく複雑さを強調しています。
彼のポートフォリオは 2 種類にわかれます。
彼の名前である、Martin Obenaus の頭文字を使用した“MO”シリーズと信念である“Unchained”の 2 つ。
“MO”:白ワインはステンレス、赤ワインは古いオークの大樽でどちらも 10 か月以上熟成されます。
ピュアでエレガントな果実味に重点が置き、フレッシュで心地よい 酸味と低アルコールとともに、気楽に楽しく飲むことができます。
また白ワインは、グリューナー・フェルトリーナー、赤ワインは、ツバイゲルトに白葡萄であるリースリン グやミュラー・トゥルガウをブレンドすることにより新鮮なワインを強調します。
“Unchained”:ポートフォリオの中心的存在。
彼はできる限りワインを放っておき、必要な時間を与えます。
その結果、彼らはワイナリーで市場投入まで 2 年以上 の時間を過ごします。
一部はステンレススチールタンク、一部は美しい古いオーク樽で 24~36 か月熟成。
ワインは酸素を含んでいますが、オークの特徴を与えません。
グリューナー フェルトリーナー、ヴァイス・ブルグンダー、リースリングが白のバックボーンであり、ツバイゲルトが赤となります。
その深いバランスのおかげで、土壌、ブドウ品種、気候などテロワールが表現されたとなっています。
まさに鎖から離されたエッジの効いたピュアなワインが生産されます。
彼は、時間をかけ、ゆっくりワイン生産することがで、本来のピュアで深みのある Unchained されたワインを生産しています。

ラベルについて:
ウサギ/シカのような生き物には、さまざまな意味があります。
まず、マーティンが住んでいる地域の典型的な動物を表しています。
さらに、彼の一族は猟師の家族であり、これらの動物 (イノシシもしばしば) を狩り、森林や草原の自然なバランスを保つのに役立ち、また肉、ソーセージなどのために動物のすべての部分を処理し、自然で健康的な食物源となっています。
またワインのボリュームや熟成期間が長いほど、角が太くなっていて、ワインの特徴を表現しています。

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