ビュジェ・セルドン メトード・アンセストラル 2023
国:France (フランス)
地域:Savoie (サヴォア)
品種:Gamay (ガメイ) 70%
Poulsard (プールサール) 30%
タイプ:Pink (ロゼ)、Sparkling (スパークリング)、やや甘
栽培:ビオロジック
認証:ユーロリーフ
度数:8%
インポータコメント
ステンレスタンクで発酵、木樽(228L)で9ヶ月間熟成。
ビュジェ・セルドンは収穫をしてその年のうちにはビン詰めし、寒い冬を越すとともに、出来上がるワイン。
爽やかな甘みと酸味、鮮やかなピンクの色合いが優しく春を告げる。
■生産者
Alain Renardat-Fache (アラン・ルナルダ=ファッシュ)
本拠地:フランス・サヴォア
ビュジェ・セルドン、すなわちガメとプルサールによる、サヴォワ地方の伝統的ロゼ・スパークリングの名手。
通常、40g/L前後糖分を残した、ほのかな甘口となる。
現当主、エリー・ルナルダ=ファッシュは、この地方で8世代続くドメーヌを継承。
それ以前に1996年、ボーヌの醸造学校を修了し、ブルゴーニュとアルザスで研修。
2008年からは所有する約12.8haの畑全てをビオロジックに転換し、エコセールの認証も得た。
粘土石灰質豊富な畑には、樹齢50年前後の古木も多数現存。
「可能な限り介入しない醸造」を標榜し、補糖や酵母添加は無縁。
発泡は、発酵途中で残糖ある果汁を王冠で瓶に密閉するメトード・アンセストラル方式。
澱引きも、瓶から瓶へワインを静かに移す方法をとる。
亜硫酸総添加量もわずか30〜50mg/L。
そうして生まれる細やかでクリーミーな泡立ちと、フランボワーズの香り、優しい甘みを引き締める整った酸は6〜8℃の温度帯で最も心地よく花開く。