[2880] En Attendant la Pluie 2022 La Bonne Pioche / オナタンドン・ラ・プリュイ 2022 ラ・ボンヌ・ピヨッシュ

3,600円(税込3,960円)

オナタンドン・ラ・プリュイ 2022

  国:France (フランス)
 地域:Sud-Ouest (シュド・ウエスト)
 品種:Braucol (ブローコル) 70%
    Duras (デュラス) 30%
タイプ:Red (赤)
 SO2:瓶詰め時に必要最小限
 度数:13%

地場品種による軽やかで個性的な赤
造り手より
キュヴェ名の『En Attendant la pluie オナタンドン・ラ・プリュイ』とは、フランス語で「雨が降るのを待ちながら」という意味です。
2022 年は非常に乾燥した年で、ベト病などの病害は殆ど発生しませんでした。
しかし、成熟期に水不足によりブドウの生育がブロックされてしまいま した。
このため、雨が降るのを待っている間、誰もが収穫をするのを止めていた 2 週間がありました。
しかし、私はこの「雨が降るのを待っている間」に、このキュヴェのブドウを収穫しました。
文字通り「雨を待ちながら」醸造したのがこのキュヴェであることから、このように命名しました。
ブローコルという品種は、早めに収穫すると、カベルネに似ていて、やや青さが感じられますが、私は、その青さも魅力であると思っています。
果実味主体の赤ワインですが、よくありがちなマセラシオン・カルボニックで造られたヴァン・ド・ソワフとは違います。
喜びのワインであり、 シリアスなワインでもあります。


■生産者
La Bonne Pioche (ラ・ボンヌ・ピヨッシュ)
本拠地:フランス・シュド・ウエスト

ラ・ボンヌ・ピヨッシュはフランス南西のアンディヤックにあるドメーヌです。
造り手のヨアン・ルジエは、妻がアメリカ人であったため、当初アメリカでソムリエをしていました。
そこで、世界中のありとあらゆるワインを試飲したヨハンは、ナチュラルワインに強く引き付けられていきました。
土地とそこに根差した食、そして自然を愛する二人は、フランスに戻ってドメーヌを設立。
ヨアンは標準化されたワインにうんざりしていました。
クラシックなものや、居心地の良い場所から抜け出して、ちょっと変わったワインを消費者に提供したいと考えていました。
そこで、自身の感性のおもむくまま、そしてブドウが自発的にどうなりたいかに寄り添ってワイン造りをしています。
今回、ヨアンが手掛けたのはモーザックのペット・ナットとオレンジワイン。
これまでの南西のワインにはないユニークな個性を備えたワインが誕生しました。

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