[3100] momo 2023 Fattoria AL FIORE / モモ 2023 ファットリア アルフィオーレ

3,400円(税込3,740円)

モモ 2023

  国:Japan (日本)
 地域:Miyagi (宮城)
 品種:Muscat Bailey A (マスカット・ベリーA) 80%
    Seibel 9110 (セイベル 9110) 20%
タイプ:Pink (ロゼ)
 度数:10.5%

インポータコメント
momo というワインの私たちなりの定義は、日本で品種改良されたマスカットベイリーA に、白葡萄をミックスしたロゼのスパークリングワインです。
しかしながら、正直に言います!
今年は 発泡せず......。
2022 年はワイン葡萄栽培に熱心な秋葉陽輔さんのフィールドブレンド仕上げに対し、2023 年は秋葉さんのぶどうをメインに、同じ上山市の同世代、鈴木隼人さんの長期醸しをした Bucci に使用するベイリーAを一部合わせ、軽やかさの奥に深みや厚みを持たせるべくブレンドしてみました。
その後、リキュール(ワインと砂糖やジュースを溶かしたシロップ)を添加して、瓶内 2 次発酵を促しましたが、今年は瓶内の酵母がお腹を空かせたタイミングとリキュー ル添加のタイミングを損ねたために、瓶内2次発酵がないまま現在に至ります。
おそらくもう発泡しないと思いますので、スティルワインとしてリリースいたします。
まだまだ、私、目黒の醸造経験と知識が浅く未熟であることを物語っております。
もっとぶどうと酵母と仲良くなる必要がありそうです(笑)。
しかしながら、味わいの構成要素やバランスは、 過去一を更新していると思いますので、とても気に入っております。
いちごのような果実味がしっかりとしたベイリーA を主体に、1週間のマセラシオンカルボニックをかけた、トロピカルフルーツ感満載のセイベルをブレンドしております。
残糖感はなくドライな仕上がりです。
生き物と仲良くなるのは、何年やっても難しいものですね!
それだから、楽しさややりがいも倍増するのですが。
まぁ、そんなこんなで、今年限り(?)のレアキャラのモモちゃんですが、どうぞみなさまよろしくお願い致します。
ぜひ、この暑い夏に、キンキンに冷やしてお楽しみくださいませ。


■生産者
Fattoria AL FIORE (ファットリア アルフィオーレ)
本拠地:日本・宮城

私たちは、宮城県川崎町で2015年からワインをつくっている農場=Fattoriaです。
蔵王連邦の麓にあるこの町はとても穏やかで、静かで、心地よい土地です。
畑と田んぼ、山と湖、小さな商店街とあたたかい人々。
訪ねてくださった方々が、この町の良さを感じてくださる時は本当にうれしいです。

「AL FIORE」は、代表の目黒浩敬が2002年仙台市内に開いたイタリアンレストランの名前です。
日本語で「一輪の花」を意味するAL FIOREということばには、
みなさんを魅了する一輪の花が、やがてタネをこぼし、
いつかお花畑のように、もっともっと多くの人々の幸せへと広がるように
という願いが込められています。

私たちのワイナリー「Fattoria AL FIORE」の活動は、レストランから始まった
AL FIOREの次のステージである「お花畑」の基盤をつくる第1歩です。
ワイン造りを通してご縁をいただいた素晴らしい仲間たちの活動を応援(支援)できる存在でありたいと思っています。

2014年、最初の畑を開墾した川崎町安達の周囲は耕作放棄と過疎化が進んでいました。
ここを人が集まる場所にできないだろうか? と考え、農園を開いてぶどうの樹を植え始めました。

志を持ったたくさんの人が集い、
誰もが対等な立場で、自然の恵みをいただきながらものを創造し、
その喜びをさらに多くの人と分かちあう状況をつくる。
この想いが私たちの活動の原点です。

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