Nison Rose 2022 L‘ANGLORE / ニゾン・ロゼ 2022 ラングロール

8,000円(税込8,800円)

ニゾン・ロゼ 2022

2025/05入荷

  国:France (フランス)
 地域:Rhone (ローヌ)
 品種:Bourboulenc (ブールブーラン) 50%
    Mourvedre (ムールヴェードル) 30%
    Clairette (クレレット) 20%
タイプ:Pink (ロゼ)
 度数:13.5%

インポータコメント
・樹齢:ブールブーランとクレレットは 120 年、ムールヴェードルは 11 年。
・土壌:アスティエンの砂質
・醸造:除梗無し、破砕無しのグラップ・アンティエールのぶどうを、ステンレスタンクにて 5 日間マセラシオン・カルボニック。ピジャージュ無し。ルモンタージュ無し。
・熟成:600L のドゥミ・ミュイ樽で 6 ヶ月間熟成。

『ニゾン』とは地区名・リューディ。
ブールブーランとクレレットは、Nizon のグルナッシュとともに、ドメーヌで最も古い区画(樹齢 120 年)。
収穫の最終日に 3 品種を収穫、タヴェル用のプレス機が使われていた為、1 週間のマセラシオンを行い、オレンジワインとロゼの中間のワインを造った。
2022 年は非常に乾燥した年で、3 月〜8 月までの降水量は 77mm。
8 月に降った雷雨(60mm)のおかげで果実が膨らみ、ぶどうの品質も最高!
気温は 40℃を超えることはなく、凝縮感のある仕上がりになった。


■生産者
L‘ANGLORE (ラングロール)
本拠地:フランス・ローヌ
造り手:エリック・ピュフェリン

父の仕事である養蜂を手伝っていたエリック氏。
1988年の祖父の引退と同時にぶどう栽培を引き継ぎ、2000年までは農協にワイン販売を行っていた。
同時に土壌の研究をしていた彼は「痩せすぎるほど痩せた土地でのワイン栽培は、味わい深く繊細な赤ワインができるはず」と、赤ワインを突き詰めていき、2001年、彼独自のワインが誕生した。
あくまでも自分の目に届く範囲で確実な仕事がしたい、果実のみずみずしさを残すために、クリーンな醸造設備を心がけ、発酵時期には大型の冷凍トラックを玄関前に1か月横付けするという徹底ぶり。
太陽がないと生きていけない“トカゲ”をモチーフにしたラベルが印象的。
冬の辛い畑仕事も、飲んで喜ぶお客さんの顔を思いながら取り組んでいる。

●自然派ワインを造ることは、洋上で帆船で進むがごとし
自然は人間より強い。
自然な栽培や醸造をすることによって、いろいろな苦難もある。
しかし、海の上を進む帆船のように、風に身を任せ、自然を受け入れながら、目的地に向かっていくことが大切なのだとエリックは言う。
ぶどうは年に1回しか収穫できず、もちろんワイン造りも年に1回しかできない。
そこで、人間のエゴや思い込みが入ると、良いワインができない。
逆にいいワインを造らなくてはいけないという思い込みから、自分を解き放ち、無の状態からその年のぶどうを受け入れ、そこに最善の努力をしなくてはいけない。

また、自然酵母を活かすため、もちろんSO2は収穫・醸造段階では一切使用しない。
赤いぶどうのプレスも、白ぶどうのプレスに圧力でゆっくりとやさしく行う。
そして、ワインの液体の移動は全て重力で行い、決してポンプは使用しない。
ぶどうのポテンシャルを最大限に活かしたワイン造りといえる。

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