プリ 2023
国:Italy (イタリア)
地域:Veneto (ヴェネト)
品種:Garganega (ガルガーネガ)
タイプ:Orange (オレンジ)
認証:ユーロリーフ
度数:12.5%
インポータコメント
彼らの畑の中でも一番条件の良い丘陵地にある古樹(樹齢約50年)のガルガーネガのうち、10月上旬の収穫の際に厳選したブドウで造られるワイン。
2015年まではラ ビアンカーラのセラーを間借りしていたが、2016年からは新しく完成した彼ら自身のセラーで造られている。
ワイン名は愛娘プリシラから。
約3日間のマセレーション、シュールリーの状態でオークの大樽(15〜20hl)で少なくとも8ヶ月間熟成後、冬から春にかけての寒さで澱を沈めてからボトリングされる。
AIコメント
香り
熟した洋梨や白桃の香りに、アーモンドや蜂蜜のニュアンスが加わり、華やかでありながらも奥行きのある香りが広がります。
味わい
豊かな果実味とシャープな酸味がバランスよく広がり、ミネラル感とわずかな塩味が後味に残ります。ナチュラルな製法による純粋な味わいが特徴です。
ペアリング提案
白身魚のグリルやシーフード、アジア料理(特にタイ料理や日本料理)との相性が良いです。
■生産者
Il Cavallino (イル カヴァッリーノ)
本拠地:イタリア・ヴェネト
当主のサウロ マウレは1985年生まれ。
牛など家畜の肥育を生業とするサウロの父リーノはラ ビアンカーラのアンジョリーノ マウレとは旧知で、青年期にジャズバンドを組んでいた仲。
自然環境と調和を図った農業への取り組みや人為的な関与を極限まで排しての醸造など、アンジョリーノのワイン哲学が垣間見える話を父リーノから初めて聞いた時、とても感動し、強い共感を覚えたサウロ。
リーノの一家が所有していたブドウ畑を譲り受けたことでワイナリーとしての活動をスタートさせ、今現在はガンベッラーラと隣接する集落、モンテベッロヴィチェンティーノにある畑で白ワイン用のブドウを、ダニエーレ ポルティナーリのいるコッリ ベーリチで赤ワイン用のブドウを栽培している。
2011年がファーストヴィンテージ、セラー建設の許可がなかなか下りないため、2015年まではアンジョリーノのセラーで醸造を行っていた。
畑とセラーでの仕事は、ボルドー液以外の一切の薬剤を使用せず、そのボルドー液の使用量も減らす試みをし、添加する酸化防止剤の量も極限まで少なくするか完全無添加でボトリング。
2014年は、ガルガーネガ、ソーヴィニョン、ドゥレッラ、ピノグリージョで造るグランセルヴァ、厳選したガルガーネガで仕込むプリ(愛娘プリシッラの愛称)とメルローとカベルネ ソーヴィニョンのカ ロンバルダの3種類をリリース。