オログラップ 2023
国:France (フランス)
地域:Languedoc (ラングドック)
品種:Carignan blanc (カリニャン・ブラン) 50%
Carignan gris (カリニャン・グリ) 50%
タイプ:White (白) 、Sparkling (スパークリング)
栽培:ビオディナミ
認証:AB、ユーロリーフ
度数:10%
インポータコメント
「Holograppe(オログラップ)」は、ホログラムとブドウ(grappe)を掛けた言葉遊びで、ラベルの文字にはホログラム加工が施されています。
光の加減や角度によって見え方が変化し、オート=コルビエール地方の風景や果実の移ろいやすさ、多彩な色合いを象徴しています。
カリニャン・ブランとカリニャン・グリをそれぞれ50%使用した白のスパークリングワインです。
樹齢はおよそ20年で、2022年にシラーやカリニャン・ブラン、カリニャン・グリへの接木を行いました。
標高は140〜210m、多方面に向いた畑にあり、土壌は結晶片岩と頁岩からなるシスト土壌です。
秋と春に非常に雨が少なく、フランスでは雹を伴う嵐が多く発生しましたが、幸いにも畑はその影響を受けませんでした。
前年に続く乾燥にもかかわらず、十分な収穫と収量が得られました。
醸造はダイレクトプレスを行い、瓶内二次発酵の「メトード・アンセストラル」によって発酵・熟成されます。
半発酵の状態で瓶詰めし、瓶を逆さにして保存、翌年3月に澱引きが行われました。
透明感があり、キリッとした張りと力強い泡が印象的です。
酸がきれいに残り、フレッシュさが際立っています。
味わいはフルーティーで、フィニッシュにはレモンのニュアンスが感じられます。
■生産者
Balansa (バランサ)
本拠地:フランス・ラングドック
彼らの14haの古いブドウの木は、ラングドック・ルシヨンのオード県にあるオート・コルビエール・テロワールの崖の上にあります。
このテロワールは、ガリーグとオークと松に囲まれた、標高140〜280mの片岩土壌が特徴です。
気候は地中海性気候で、乾燥していて暑く、太陽と風をたくさん浴びてブドウは育ちます。
また、この気候はワインに多くの特徴的な個性を与えます。
彼らは自然環境とテロワールに深く関心を持っており、以前は有機農業で事業を行っていましたが、2019年以降はビオディナミ農法に移行しています。
「バランサ」という名前は、酒蔵の場所に由来しています。
また、地元の方言であるオック語で「バランサ」は「平衡」を意味します。
畑のブドウは木枠を使って手作業で収穫されます。
その後、ブドウは作る予定のワインの種類に応じて4°Cから7°Cの冷蔵室に1〜2日間保管されます。
彼らは空圧式のしぼり機を使用してワインをプレスします。
発酵は天然酵母のみで行われます。
ワインはろ過されておらず、精製もされていません。