ブルゴーニュ・アリゴテ 2022
国:France (フランス)
地域:Bourgogne (ブルゴーニュ)
品種:Aligote (アリゴテ)
タイプ:White (白)
SO2:
度数:12.5%
インポータコメント
植樹:1930年代〜1961年
位置:標高250m、東向き
土壌:粘土、泥炭岩、石灰岩、砂利
木樽とステンレスタンクで醗酵
古樽で18か月熟成
シャン・フォレとレ・ゾヴォンヌの畑の買いブドウ。
マルサネ村にはシルヴァン所有の畑だけでなくとも、アリゴテの古樹が残る。
アリゴテの農家を買い支えるためにも、シルヴァンは本キュヴェを造り続ける。
エントリーレベルのアリゴテながら、単純さはなく、複雑味を備えている。
■生産者
Domaine Sylvain Pataille (ドメーヌ・シルヴァン・パタイユ)
本拠地:フランス・ブルゴーニュ
コート・ド・ニュイの北の端、マルサネの評価を一新する力量を持つ生産者。
当主シルヴァン・パタイユは、ボーヌとボルドーの二つの醸造学校を卒業後、故郷ブルゴーニュで醸造コンサルタントとして活躍。
1999年に祖父の畑を譲り受け、自社生産を開始。
現在は契約畑を含め15haを耕作する。
2008年からは一部の区画でビオディナミも開始。
醸造は野生酵母のみで、原則的に全房で発酵させ、過度な抽出を避け、まるで果皮を煎じるようにゆっくりと長めのマセレーション(30日前後)を行う。
熟成には大樽も併用。
その結果生まれるピノ・ノワールは、温かさの奥に確たるエネルギーに溢れ、ミネラル風味と清涼感、美しい果実味と繊細な味わいがある。
亜硫酸使用も非常に低く、ナチュラル志向が感じ取れる。
ロゼにも1930〜1956年植樹の古木を使用。
マルサネ・ルージュ・ランセストラルは1930〜1945年植樹の古木のみ使用する。
その手腕は現地でも高く評価され、現在醸造コンサルティングの契約も15社に増加している。