ディストレイト・ヴァージョン2022-2 NV
国:France (フランス)
地域:Loire (ロワール)
品種:Cabernet Franc (カベルネ・フラン) 80%
Cabernet Sauvignon (カベルネ・ソーヴィニヨン) 20%
タイプ:Red (赤)
栽培:ビオロジック
度数:12.5%
インポータコメント
2025年10月に販売いたしましたアイテムと瓶詰め時期は同じものですが、その後もフランシェのカーヴでゆっくりと瓶熟成を重ね、今回再入荷いたしました。
前回の販売時に比べ、赤い果実の風味と繊細さがより一層引き出され、深みを増しながら、さらにエレガントな表情へと変化しております。
2018年から2022年のワインで構成されており、毎年一部を瓶詰めし、減った分を最新のヴィンテージのワインで補填してタンクを満たす、ソレラに似た醸造方法。
各ヴィンテージの葡萄は除梗して平均20日間マセラシオン。
樽とステンレスタンクを半分ずつ使用して、それぞれ12ヶ月間の発酵と熟成。
このヴァージョンは、2022年ヴィンテージのワインを、2018年〜2021年のブレンドタンクに加え、さらに12ヶ月間熟成させたのち、一部を瓶詰め。
濃いガーネット色。
ドライ苺やフランボワーズソースを主体に、レーズンやデーツを想わせるコクのあるドライフルーツ、たばこ、ビターカカオのニュアンスが重なり、奥行きのある香りが漂います。
滑らかなミディアムタッチで、シルキーなタンニンが溶け込んだ、緻密で充実感のある果実の風味がしなやかに広がります。
熟成によってもたらされた複雑味と、甘酸っぱい赤い果実の清らかさと愛らしさが調和し、仄かな塩味がアクセントとなって抑揚を与えます。
アフターにかけて、ビターカカオの風味と微細なタンニンが穏やかな骨格を描き、しなやかな質感の中に奥行きをもたらしながら、魅力的で深い余韻が長く続きます。
今後さらに熟成を重ねることで、清らかで愛らしい赤い果実の風味がより際立ち、複雑味と旨味が一層溶け合った、さらに魅力溢れる味わいへと変化していくことが期待されます。
■生産者
Chateau La Franchaie (シャトー・ラ・フランシェ)
本拠地:フランス・ロワール
当主のエリック・デュボワは1990年まで建築の勉強をしていましたが、縁あってナント近郊の大きなネゴシアンを立ち上げるチームに一員として2年間働きました。
その後に農業高校で葡萄栽培及び醸造の教師を務めていたところ、オスピス・ド・ソミュールが運営するクロ・クロクリスタルの葡萄畑の栽培長に抜擢され21年間勤めました。
長き渡るクロ・クリスタルでの仕事に終止符を打ったのが2016年、妻アレックスと息子のフェルディナン、そして3頭の馬も連れて、理想の葡萄畑を探しながらイタリアやポルトガルへと旅をしました。
この旅を続ける中でロワールへの強い想いを再認識した2017年、サヴニエールの西に位置するポッソニエールで希望に叶う醸造所と5.5haの畑を見つけることができました。
2019年8月までクーレ・ド・セランの畑で働きながら、妻のアレックスと交代で自分達の葡萄畑を管理していましたが、アレックスは医療関係の仕事へ戻り、エリックはスタッフのニコや3頭の馬と共に畑仕事や醸造に集中できるようになっております。
畑はエコセールの認証を受けており、栽培品種はシュナン・ブラン、グロロー、ガメイ、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニョン。
機械などは使わず手作業か馬で畑を管理、醸造は自然発酵、亜硫酸を無添加せずに瓶詰めまで行っています。
葡萄のエキスをしっかりと感じ流ように緻密で上品、長い経験が詰め込まれたかのように落ち着きがあり、個性と魅力に溢れるワインを私達に伝えてくれています。