アダムス・イブニング アップル・サイダー 2017
国:Australia (オーストラリア)
地域:Victoria (ヴィクトリア)
品種:ヤラ・ヴァレーの果樹園から収穫された複数種類のリンゴ
タイプ:Cider (サイダー)
栽培:無農薬
醸造:品種別に野生酵母で醗酵させ残糖が一定の段階に達したらボトリングし酸化防止剤を含む一切の添加物は使用していない。
SO2:無添加
度数:8%
インポータコメント
■生産者
BOBAR (ボバー)
本拠地:オーストラリア・ヴィクトリア
作り手:トム&サリー・ベルフォード
Bobar はフランス語のBobardをもじってつけられたものです。
以前SallyとTomがボルドーにあるle Bo Barというワインバーを訪れたときに、シンプルで覚えやすいボバーという響きを気に入ったのですが、翌日その意味は「誇張」とか「ちょっとしたウソ」のことだと教えられました。
彼らはワインに携わる人たちが、自分たちのワインについて、たとえば「今年は完璧なヴィンテージだった」「最高の樽を使った」など真実を少し膨らませた表現をすることに嫌気がさしていました。
でも本来ワインはブドウ畑でできるもので、実ったブドウ(もちろんそこには畑仕事をする者のハードワークの結実としての)のシンプルな真実を反映させることこそが重要で美しく、そんな「誇張」は何の意味もないと感じていたので、Bobardという言葉がとても印象深く残りました。
そして彼らが初めて自分たちの作品を世に送り出す時には、皮肉を込めてBobarと名付けようと決めたのです。
大学時代、栽培学を学ぶうち知り合ったふたりは20年間片時も離れることなく、自分たちのワインを造るという夢に向かって走り続けてきました。
いつしか同じ姓を名乗ることになった二人は1年半にわたるシャンパーニュやボジョレーでの研修の後2010年に小さなワイナリーを興しました。
Bobarは彼らの思いの詰まった、ハンドクラフトされた作品です。