カラ・カラ・ビアンコ 2017
国:Italy (イタリア)
地域:Sicilia (シチリア)
品種:Grillo (グリッロ)
タイプ:White (白)
土壌:火山岩質
栽培:有機栽培
度数:16%
インポータコメント
マッシミリアーノの友人が、ランダッツォ郊外で栽培するグリッロから造られるワイン。
2017年は酷暑という事もあり、アルコール度数も16%!!
さすがグリッロ!!
■生産者
La Calabretta (ラ・カラブレッタ)
本拠地:イタリア・シチリア
カラブレッタ家により、年間12,000本のエトナ DOC のみが生産されています。
畑はエトナ山の麓、標高700-800mの南向きの斜面にあり、土壌は火山岩質。
フィロキセラの被害を受けなかった畑で、ブドウの木の平均樹齢は70-80年。
整枝方法はアルベレッロ・ナトゥラーレを採用。
グイヨなどに比べると、畑にトラクターが入ることができないのですべての作業を手で行なわねばなりません。
しかしながら夏の強い日差しをブドウに直接当てるのを避けるには葉が木全体を覆う必要があり、そういった意味でも地域に適合して残った手法であるといえます。
1日の寒暖差が激しいことや、乾いた風がよく吹くことで農薬類を使わなくても病害虫の発生を抑えることができ、この地域をよりブドウ栽培に適した場所としています。
5日間のマセレーション後、醗酵中の温度管理もほとんどすることなく出来上がったワインを 14 ヶ月大樽で寝せます。
樹齢の古さや低収量に由来する高い凝縮性に、標高などに由来するそれを支えるだけの偉大な酸が、彼等のワインを他のシチリアのワインとは全く異質のものとしています。