エデルツヴィッカー 2019
国:France(フランス)
地域:Alsace (アルザス)
品種:ミュスカ中心に他のアルザス品種のブレンド
タイプ:White (白)
栽培:有機栽培
認証:ユーロリーフ
SO2:総亜硫酸:53mg/L、遊離型亜硫酸:11mg/L以下
度数:12.5%
インポータコメント
澄んでいて、黄色がかった淡い黄緑色。
白い果実(メロンや洋ナシ)、白い花をほうふつとさせる香り。
辛口でライト、瑞々しい。
ピノブラン中心ということで、芳香と同じメロンや洋ナシなどの果実感。
アルコールは低めで、口当たりも軽いので、適度な残糖も「甘い」という感じは特にしません。
最後にほのかな苦み、長い余韻。
例年よりもスルスル系です。
食前酒として、またサラダ、刺身、ジャガイモ系の料理にも合いそう。
■生産者
Domaine Andre Stentz (ドメーヌ・アンドレ・ステンツ)
本拠地:フランス・アルザス
ステンツ家は、1674年にコルマールより南西6kmに位置するヴェトルスハイムに移ってきました。
ヴォージュ山脈の麓に広がるブ ドウ畑は日光の良くあたる理想的なミクロクリマを持っています。
ワインの質、環境への敬意、そして健康を尊重する方法を求めて 有機栽培を行い始め、1984年にナチュール・エ・ブログレ(Nature et Progrès)の認証を得ました。
ヴェトルスハイムは現在アルザスで2番目にワイン生産者が多い町で約80生産者いますが、その半数がビオロジックの生産者。
アンドレ・ステンツは、町で最初にビオの認証を取った生産者です。
//栽培//
現在、ヴェトルスハイムを中心に9haの畑を所有しています。
土壌の活性化と自然界のバランスを取ることを心がけています。
土壌は春から初夏にかけて耕され、その後、8月から3月まで伸びる草は自然の肥料として使われ、また、益虫が害虫を捕食するようになります。
これらの畑作業により、ブドウの熟成は良く進み、テロワールを純粋に表現するワインとなります。
//醸造//
ナチュール・エ・ブログレの規定に沿ってブドウは醸造されます。
手摘み、半日間かけてのブレスし、温度コントロールをして発酵。
果実味と上品さを兼ね備えています。
補糖は全く行いません。
すべてのワインがマロラクティック発酵を経ています。
ワインは、混じりけ無くすっきりしていて、ブドウ品種とテロワールの特徴を存分に表現しています。
//テロワール//
土壌は、粘土石灰岩層。
Wettolsheim、Eguisheim、Wintzenheim、Mittelwihr地区に位置しています。
最も素晴らしい場所は、グラ ン・クリュSteingrübler、Mandelberg、Hengst(Schoflit)。
ドメーヌの南に位置するRosenbergの土壌は非常に複雑で、泥炭土・石 灰岩・ケイ質砂岩が交じり合っています。
リースリングに向いた土壌であり、果実味と繊細さを兼ね備えたものとなります。
Wettolsheim 地区北西に位置するSchoflitは、土壌は漸新世の礫岩と赤色の泥炭石灰岩、グラン・クリュHengstの一部です。
ビノ・ ノワールに適した土壌であり、しっかりとした色で骨格のしっかりしたワインとなります。