トラミナー 2021
国:Austria (オーストリア)
地域:Kamptal (カンプタール)
品種:Gewurztraminer (ゲヴュルツトラミネール)
タイプ:Orange (オレンジ)
栽培:ビオディナミ
SO2:無添加
度数:13%
インポータコメント
手摘みで収穫、選果後、破砕。
2週間、全房でスキンファーメント(全房発酵)。
ゆっくりプレス。
古樽に移し、シュールリーにて1年間熟成。
ノンフィルター、酸化防止剤なしで瓶詰め。
やや濁りのある黄金色。
ライチなど南国系フルーツ、マスカット、金柑のマーマレード、アプリコットのコンポートの風味やキンモクセイ、オレンジフラワー、アカシア、白いバラといったフローラルな甘い香りが特徴的。
ジューシーな味わいで飲み心地が良く、酸味とミネラルが果汁に溶け込んでおり、非常にバランスが良く、飲み疲れしないタイプのオレンジ。
余韻に南アフリカのヨハンのオレンジを思わす若干の酢酸からの出汁感が印象的で、スパイス料理にぜひとも合わせたい。
■生産者
Winzerhof Altmann (ヴァインツァーホフ・アルトマン)
本拠地:オーストリア・カンプタール
造り手:マティアス・アルトマン
ニビルのヨセフから紹介をされて繋がったマティアス。
畜産業の家系で生まれ育ったが、代々受け継がれた古いワインセラーと樹齢70年以上の古いぶどうの樹を運よく受け継ぐ。
ワインとビジネスの専門学校に行ったことがきっかけでワインに興味を持ち、オーストリア、ニュージーランド、南アフリカなどで修行を重ね、2018年より初代のワイン生産者となる。
ブルゲンラントのゲオルグ・シュメルツァーを師と仰ぎ、持続可能なぶどう畑や自然の循環を作り、デメター認証の獲得に目指す。