ゼスト 2021
国:France (フランス)
地域:Loire (ロワール)
品種:Chenin Blanc (シュナン・ブラン)
タイプ:Orange (オレンジ)
栽培:ビオディナミ
認証:デメター、ユーロリーフ
SO2:無添加
度数:13.5%
インポータコメント
息子のジェレミィの発案で造ったオレンジワイン。
丁寧にブドウを手で収穫後、全房でステンレスタンクにて1ヶ月間マセラシオン。
その後プレスし再びステンレスタンクにて熟成。軽いフィルターがけのみ。
SO2無添加。
オレンジピール、樹脂アロマのような美しいアロマ、口当たりは力強く、上品。
美しく長くほろ苦い余韻。
■生産者
SABRONETTES (サブロネット)
本拠地:フランス・ロワール
造り手:ジョエル・メナール
ロワール地方のアンジェの街から南に20kmにあるラブレー村にジョエル・メナール氏のドメーヌ・レ・サブロネットがあります。
祖父の代からぶどう栽培をしていたメナール家ですが、ジョエルは当初機械技師。
1982年に実家に帰ると、ワイン造りをしつつ、樽職人でもあった父を手伝いながら仕事を覚え、1984年にはドメーヌを設立しました。
1991年からはビオロジック、2000年からはビオディナミでよりテロワールが生きたワイン造りを実践しています。
「90年頃、ビオを始めた頃は周りの人たちから変わり者扱いされたよ。でも、ラッキーなことにうちの畑は祖父の代から除草剤を使ってないし、他の農薬もほとんど使っていなかったから、ビオにしても大きなリバウンドはなかった。とにかく、きっちりはたけで仕事をして、その年の作柄を生かしたワイン造りたいんだ」
ワイン造りが楽しくて仕方がないというジョエル。
今では村でもビオディナミでワイン造りをする仲間も5人に増え、彼らのリーダーとして信頼されています。
他の地域の自然派生産者たちとの交流も深く、ビオディナミのプレパラシオンはサンソニエールのマルク・アンジェリから譲ってもらっているとか。
「ワイン造りをするには、幅広い分野の仕事が必要なんだ。畑仕事が一番大切だけど、メカに強くないと機械が故障したら大変だし、ぶどうの手入れはデリケートで常に細かい注意をしていなくちゃいけない。常にぶどうと会話しながらね。ある部分は技術者、ある部分は芸術家って言えるかな。たまには計算機も使えないといけないしね」
なるほど、納得!