ル・タン・デ・ジタン シラー 2022
国:France (フランス)
地域:Languedoc (ラングドック)
品種:Syrah (シラー)
タイプ:Red (赤)
土壌:粘土石灰
栽培:ビオロジック
醸造:直接圧搾後、ステンレスタンク発酵(混醸)
認証:ユーロリーフ、エコセール
度数:13.5%
インポータコメント
南仏オーガニックワインの人気シリーズ「ルタンデジタン」の青ラベル、ニームとベジエの間にあるサン・ボジル・ド・ラ・シルビー村で健康なブドウを育て丁寧に醸造しています。
濃い赤紫色で、完熟したシラーならではのスパイシーな香りの中にほんのりロースト香が感じられます。
果実の凝縮感が若干の力強さと深み、心地良い余韻を与えつつも全体的にはフルーティーで優しい味わいです。
■生産者
Mas De Janiny (マス・ド・ジャニーニ)
本拠地:フランス・ラングドック
ワイナリーはラングドックの中心モンペリエから西へ20km、ニームとベジエの間にある人口約700人のサン・ボジル・ド・ラ・シルビー村にあります。
南仏の輝く太陽のもとで家族経営を行うマス・ド・ジャニーニは、1980年代の終わりにパスカル)が父親からブドウ畑を引き継ぎ、ワイン造りに加わりビオロジック栽培を始めました。
畑は粘土石灰質土壌で、除草剤・化学肥料は使用せず、ブドウの木の畝を耕し、堆肥を使用しています。
テロワールの味を最大に引きだすようブドウの根が地中深く張るような栽培を心がけています。
ジュリアン兄弟は
「私たちのドメーヌでは、ブドウの樹が自分自身にバランスの良いように実をつけるため収量は問題にならない」
と言い、房の数を減らすため手を加えることはありません。
白ワインは混植された3品種を真夏の高温を避けナイトハーベストを行い混醸、ステンレスタンクでの低温発酵によりアロマティックなワインに仕上げます。
赤ワインは品種毎に手摘み収穫後ステンレスタンクで発酵を行います。
カリニャンは、フルーティーさとやさしいタンニンを求めてマロラティック発酵を行うなど品種毎の特性を生かした醸造を行います。
小規模生産者であるためワイン造りに要する手間と時間もかなりのものですが、コツコツと足並み揃え兄弟で日々奮闘中です。
目を引く衝撃的なエチケットですが音楽好きの二人がギター片手にブドウを踏む姿が描かれコミカル&ド派手に仕上がっています。