V.V.120 2022
国:France (フランス)
地域:Languedoc (ラングドック)
品種:Carignan (カリニャン)
Grenache (グルナッシュ)
タイプ:Red (赤)
度数:14.5%
インポータコメント
ドメーヌの最も古い樹齢のぶどうを使用して造ったワイン。
スミレや熟した赤系フルーツの繊細なアロマ。
一度飲んだら虜になりそうな華やかな味わい!!
エチケットにあるようなイチジクやブルーベリーの果実味が口いっぱいに広がる!!
果実の凝縮感はあるが飲み口は滑らかで、きめ細かいタンニンが心地よいワイン。
『V.V.120』はその名の通り、ヴィエイユ・ヴィーニュ120年の略称名。
エチケットのデザインは【日本限定】!!
■生産者
CH.ST.JEAN GINESTE VIEILLES VIGNES (.シャトー・サンジャン・ド・ラ・ジネステ)
本拠地:フランス・ラングドック
畑は地中海から25kmに位置するコルビエール。
ぶどう畑は南〜南東向きの斜面に立地するこのドメーヌでは、1840年からずっと家族経営の栽培・ワイン造りを行っている。
現在の所有者は、マリー・エレーヌ。
マリーの旦那さんである(故)ドミニクの父親は、第二次世界大戦以降ドメーヌのワインを協同組合に売っていた。
1991年にドミニクさんが醸造所を修復して約40年ぶりにワイン造りを再開。
「優れたワイン」を造るには、先ず「土壌、植物、天候や木の剪定といった栽培の面でバランスが取れないといけない。」と、テロワールを考えた栽培・ワイン造りを考えている。
生前、ドミニク・バカブがやった最も偉大な功績。
それは、10年近くに及ぶ「ブドウ畑放棄」だった。
怠慢、放置、無責任、、、
彼は、父から継いだ畑仕事を投げ出してしまった。
といえば、彼を批判することになるが、彼の類まれなラグビーへの才能を、
インターチームが放っておかなかったのだ。
こうして、彼はコルビエールから離れることになる。
時は1990年前後。
安ワインオンパレードのラングドック地方。
その立役者であったカリニャンを抜き、少しでも高く売れ、生活できるはずのシャルドネ、シラー他にガンガン「植え替え」を始めた頃。
ラグビーに打ち込むドミニクを嘲笑うように近代化する周囲の蔵元。
コルビエールというラングドックでもまず訪れる人などいないエリアに、こうして120年も生きながらえたカリニャンが残されることになった。