トワ・デュ・モンド 2023
国:France (フランス)
地域:Coteaux du Lyonnais (コトー・デュ・リヨネ)
品種:Gamay (ガメイ)
タイプ:Red (赤)
栽培:ビオディナミ
SO2:無添加
度数:13.5%
インポータコメント
リヨン北部の新しく借りた畑から 2020ヴィンテージから造り始めた新キュヴェ。
青梅や紫蘇、酸味のあるブルーベリーなどの香り。
心地良い酸の乗った清涼感のある口中には赤梅のノート。
フィニッシュにはトマトのグルタミン酸のような旨味が広がる。
トワ・デュ・モンドとはフランス語で「世界の屋根」を意味する言葉。
このキュヴェが造られる区画は、コトー・デュ・リヨネで最も標高が高く、リヨンの街を眼下に見下ろすことができることから、世界の屋根とよばれるヒマラヤ山脈にあやかって命名されました。
■生産者
Baptiste Nayrand (バティスト・ナイラン)
本拠地:フランス・コトー・デュ・リヨネ
1981 年生まれの Baptiste Nayrand バティスト・ナイランは学業を修めた後、化学関係のマーケティング・アナリストをしていました。
元々自然が好きだったため、自然にナチュラルワインを飲むようになりましたが、ある時、ピエール・オヴェルノワとマルセル・ラピエール、ジュリアン・ギィヨのワインに強い感銘を受け、自分もヴィニュロンになることを決意。
それまでの仕事を辞め、30歳でボーヌの醸造学校に入学。
その後、ジュリアン・ギィヨ(ドメーヌ・デ・ヴィー ニュ・デュ・メイネ)とミシェル・ギニエの下で研鑽しました。
そして、2014 年に生まれ故郷であるリヨン近隣のコトー・デュ・リヨネの Millery ミルリーで 1 ヘクタールの古木のガメィの畑を借りて、ドメーヌを設立しました。
初ヴィンテージは 2015 ヴィンテージで、僅か 3000 本の生産量からスタートしました。
コトー・デュ・リヨネは、ボジョレー南部とローヌ北部をつなぐ、起伏のある丘陵地帯のワイン産地です。
ドメーヌの現在の栽培面積は 8.37 ヘクタールで、ガメィ、 シャルドネ、アリゴテ、シュナンを栽培しています。
また、リヨンの南西の Coteaux du Gier コト ー・デュ・ジェール地区にピノ・ノワールを植樹して栽培を始めました。
植樹したブドウ木は全てフランスで最上のビオディナミの苗木家と言われている Lilian Berillon リリアン・ベリロンの下でマッサル・セレクションした苗木です。
品種毎の栽培面積は、ガメィ 5.67ha、シャルドネ 1.19ha、アリゴテ 0.53ha、ピノ・ノワール 0.39ha、シュナン 0.59ha。
畑はすべてフェルマージュ契約で借りている畑です。