ブルーラベル 2023
お一人1本まででお願いいたします。
国:France (フランス)
地域:Loire (ロワール)
品種:Gamay (ガメイ)
タイプ:Red (赤)
土壌:粘土、シレックス
栽培:ビオロジック、ビオディナミ
SO2:収穫時10mg/L、発酵中10mg/L
度数:13%
インポータコメント
やや淡いルビーレッドの外観、プラムやアメリカンチェリー、和三盆の香り、アルコールのボリュームを感じさせない、きれいなまとまりの液体で赤黒果実半々のエキスに熟したイチジクやアメリカンチェリー、インクのニュアンスを感じます。
■生産者
Jeremy Quastana (ジェレミー・クアスターナ)
本拠地:フランス・ロワール
造り手:ジェレミー・クアスターナ
ロワールの若き生産者ジェレミー・クアスターナ、1986年8月20日生まれ。
AOCで言うとChevernyのFresnesという村で生まれ育ちましたが、ワインとは全く無関係に育ちました。
お父様はフランスのガス会社にお勤め、農業とは全く無縁。
大学は同じロワールのTours大学、専攻は西洋史でした。
ところが大学4年生の時に人生を変える出会いがあったのです。
たまたまお小遣い欲しさに収穫のアルバイトをしました。
近所のLes Vins Contesのオヴィリエ・ルマッソン氏のワイナリー。
気軽な気持ちでアルバイトしたのですが、その間に頭に衝撃を受けるようなナチュラなワインを沢山飲み、大の大人が真剣に農業に向かって命を懸けて働いている姿を見て、衝撃を受けました。
大学卒業後の進学に悩んでいる中、純粋なJeremyはある決断をします。
こんなに不思議なワインなら、もう少し勉強してみたい!と...。
そして大学卒業後、今までと分野の違うボルドー大学の醸造学科に2年通い、本格的にワインの醸造を勉強しました。
その間もオリヴィエの収穫を手伝い、忙しい時は準スタッフとしてワイン醸造も手伝いました。
大学の卒業見習いに選んだのはボージョレの大御所、今は亡き、マルセル・ラピエール氏のワイナリー。2008年に半年間、ラピエール氏のもとでナチュラルワインを徹底的に勉強しました。
そのスタジエも無事終了し、ボルドー大学を卒業と同時に彼が選んだ人生はワインを自ら造る事です。
そして2009年に畑を2ha借りて2010年からワイン造りを始めました。
彼は生まれつき運が良かったのかもしれません。
幸運にもご両親を始め、色んな方がJeremyを応援してくれてこんな最短でワイン造りを開始。
フランスのデビューは2011年6月のボルドーで行われたVINEXPOです。
ここにブースを持つのではなく、この期間にボルドーの周りで開催されるいくつかのBIOのサロンで初デビュー。
このデビューの時には彼のワインはほとんどSOLD OUT。
今後がますます楽しみな造り手です。