ロゼ・アルシミスト 2021
国:Greece (ギリシャ)
地域:Kefalonia (ケファロニア島)
品種:Mavrodaphne (マヴロダフネ)
タイプ:Red (赤)
栽培:ビオロジック、ビオディナミ
度数:12.5%
インポータコメント
植樹:1960年代
位置:標高40m、250m
土壌:石灰質土壌
一週間マセレーション。バリックにて熟成。
2017年に畑が変わった。
2016年まではPGIゾーンの畑とそうでない畑からのブドウを使っていたが、2017年からはPGIゾーンの畑のみからのブドウを使用した。
■生産者
Domaine Sclavos (ドメーヌ・スクラヴォス)
本拠地:ギリシャ・ケファロニア島
朝起きると、家から五分のセラーと畑へと向かい、敷地内で飼うヤギの乳を搾り、チーズを造る。
島の半島の街、リクスーリに住むエヴリヴィアディス・スクラヴォス(愛称:ヴラディス)は、父親が大手ワイナリーに売っていたブドウを引取り、家のガレージで少しずつワイン造りを始めた。
家族の起源は、ウクライナで、13代前にすでにワインを造っていたという記録が残っている。
徴兵され僻地で従軍したりもしていたが、やはり生まれ育った島での、動物とブドウ畑に囲まれた生活へと戻ってきた。
ワインを作り出して20年、ようやくガレージではない満足のいくセラーも手に入り(2016年)、父親の代では慣行農法だったブドウ畑も、バイオダイナミック農法なども取り入れた栽培を、家業に戻ってきてすぐに始める。
そのおかげで畑は現在では活力にあふれている。
ロボラを初めとする、樹齢の高い地品種から出来上がるワインには、他の地域のワインには無い、力強くも繊細なアロマを感じる。