ニュア 2022
国:France (フランス)
地域:Savoie (サヴォア)
品種:Chardonnay (シャルドネ)
タイプ:White (白)
度数:13.5%
インポータコメント
標高400m、マルヌ石灰質土壌の葡萄。
全房で10日間マセラシオン。
プレス後、1年を経ても糖分が多く残っていたため、レ・ゾークシリエール2023年のリースリングの澱を入れて発酵を促し、600Lの樽でさらに24ヶ月間の発酵と熟成。
薄濁りのオレンジ色。
熟した桃やプラム、アプリコット、安政柑や早生みかんなどの柑橘を想わせる果実に、ジャスミンの白い花、みかんの葉、紅茶や白茶、ドライハーブといったニュアンスが調和し、芳醇さの中に清涼感を帯びた華やかさが窺えます。
口当たりは滑らかでしなやかに広がり、黄桃のコンポートやネクターを想わせるジューシーで豊かな風味が膨らみます。
そこに柑橘の内皮や緑茶を想わせるほろ苦さ、仄かな紅茶の風味が重なり、気品を伴った奥行きが感じられます。
旨みは穏やかに滲み出るように溶け合い、アフターには紅茶飴や甘露飴のようなニュアンスが残り、フルーティーさの中にコクが加わり、長く余韻に続きます。
■生産者
Tailleurs Cueilleurs (タイユール・クイユール)
本拠地:フランス・サヴォア
タイユール・クイユールは2021年からビュジェの北部、サン・ジャン・ル・ヴュー村でワイン造りを始めたカップルの生産者です。
ドメーヌ名は直訳で剪定士と収穫士という意味で、彼ら二人のぶどう栽培に対する哲学を表しています。
福岡正信の自然農法「不耕起、無肥料、無除草」を基礎として人工的な介入を避け、自分達は畑にある全てに自由を与える存在であり、その自然エネルギーがワインに伝わることを願うことからこの名前を選びました。
アルザス出身のジョルダンはドメーヌ設立までに約10年間の修行を積みました。
クリスチャン・ビネールを含め他複数のドメーヌに数年間ずつ勤め、その後2018年にブルーノ・シュレール勤務時代に南仏出身のクロエと出会い、二人の生産者としての道が始まりました。
イタリアのデニス・モンタナールやジョージアなどにも足を運び、約2年間様々な場所でワイン造りを学びながらビュジェーに辿り着きました。
彼らの畑は大きく3つのセクターに分かれます。
標高300〜500m、斜面の向き、土壌構成、樹齢20年〜最長110年など、それぞれの区画に他とは違う特徴が揃います。
この大きな多様性を持つテロワールに加えて、彼らが心がける完全に自然なサンスフルの醸造がぶどうの表現力を高めワインに素晴らしい複雑性を与えます。