ティミディテ・デ・シーム 2023
国:France (フランス)
地域:Savoie (サヴォア)
品種:Sylvaner (シルヴァネール)
タイプ:White (白)
度数:12.5%
インポータコメント
買い葡萄を使用。
全房で5日間マセラシオン。
ステンレスタンクで9ヶ月間の発酵と熟成。
やや濃い黄色。
りんごのコンフィチュールやリキュール、黄柑橘のマーマレード、硬めのパイナップルや洋梨を想わせる果実に、フレッシュハーブ、火打石や煙のニュアンスが重なります。
流れるような軽快を備えながら、しっとりとした滑らかなテクスチャーがあり、心地よく口中に沁み入ります。
透明感を伴いつつも、旨みを湛えた凝縮感のある緻密な果実のエキスが広がります。
張りのある酸が輪郭を描き、凛とした印象を与え、緑茶のようなほろ苦さや仄かな塩味がアクセントを添えます。
さらに、微細なタンニンが仄かに残り、全体に骨格をもたらします。
アフターには甘酸っぱい風味ふわりと現れ、愛らしい表情を覗かせます。
■生産者
Tailleurs Cueilleurs (タイユール・クイユール)
本拠地:フランス・サヴォア
タイユール・クイユールは2021年からビュジェの北部、サン・ジャン・ル・ヴュー村でワイン造りを始めたカップルの生産者です。
ドメーヌ名は直訳で剪定士と収穫士という意味で、彼ら二人のぶどう栽培に対する哲学を表しています。
福岡正信の自然農法「不耕起、無肥料、無除草」を基礎として人工的な介入を避け、自分達は畑にある全てに自由を与える存在であり、その自然エネルギーがワインに伝わることを願うことからこの名前を選びました。
アルザス出身のジョルダンはドメーヌ設立までに約10年間の修行を積みました。
クリスチャン・ビネールを含め他複数のドメーヌに数年間ずつ勤め、その後2018年にブルーノ・シュレール勤務時代に南仏出身のクロエと出会い、二人の生産者としての道が始まりました。
イタリアのデニス・モンタナールやジョージアなどにも足を運び、約2年間様々な場所でワイン造りを学びながらビュジェーに辿り着きました。
彼らの畑は大きく3つのセクターに分かれます。
標高300〜500m、斜面の向き、土壌構成、樹齢20年〜最長110年など、それぞれの区画に他とは違う特徴が揃います。
この大きな多様性を持つテロワールに加えて、彼らが心がける完全に自然なサンスフルの醸造がぶどうの表現力を高めワインに素晴らしい複雑性を与えます。