[3675] Feld Blend Rose 2017 The Hermit Ram / フィールド・ブレンド・レッド 2017 ザ・ハーミット・ラム

4,900円(税込5,390円)

ミュラー・トゥルガウ 2017

  国:New Zealand (ニュージーランド)
 地域:Waipara (ワイパラ)
 品種:Pinot Noir (ピノ・ノワール)
    Sauvignon (ソーヴィニヨン)
    Gewurztraiminer (ゲヴュルツトラミネール)
    Riesling (リースリング)
    Muscat (マスカット)
タイプ:Pink (ロゼ)
 土壌:石灰質土壌
 栽培:オーガニック
 度数:11%

インポータコメント
こいつぁファンキーだ。
フィールド・ブレンド・レッドの銘打たれた此方キュヴェは実際にTheo Coles【テオ コールズ】が手掛ける混植ヴィンヤードの混醸ボトル。
Pinot Noir/Sauvignon/Gewurztraiminer/Riesling/Muscatが使用されているんですが、この畑はもともとCanterburyの北にあった樹齢30年超の荒廃した土地。
品種が明確に植えらえれていなかった為に放置されて荒れ放題だった畑。
統制の取れたディプリンの在るプロセスを好む近代企業は確かに無視するであろう畑を少しずつ蘇らせた結果生まれたワイン。
モダンワインに対する強烈なアンチテーゼの様にも思えます。


■生産者
The Hermit Ram (ザ・ハーミット・ラム)
本拠地:ニュージーランド・ワイパラ
作り手:テオ・コールズ

2013年。クレイター リムでワイン作りを一任されていたテオ コールズは突如としてワイナリーを去りました。
ワイナリーで発生した火事の責任を無理矢理に背負わされすっかり嫌気が差してしまったのです(実際には彼に一切の過失は無く火事の原因は電気系のショートだと言われています)。
約150樽のワインが焼失(ボトル換算で40,000本以上です)したショックはワイナリーに相当な爪痕を残し、ニュージーランドに於ける近年最高の醸造家に成り得る才能とも言われていたテオはゼロからのスタートを与儀無くされます。
カンタベリー大学では化学、リンカーン大学では栽培学と醸造学を修めレオヴィル ラスカーズ・クンツ バ・サンコム・フランソワ ヴィラール・シルヴィオ ナルディ等で若き日を過ごしたテオはダニエル シュスターの元で人為的プロセスに一切頼らないあるがままの醸造に目覚めます。
ワイナリー名は約10年前にテオがとある荒地に佇んでいた「年枯れた牡羊」に由来しています。
その得も言われぬ、力強くも儚く、野生に溢れながら知性も感じさせた雰囲気に魅せられ、いつの日かそんなワインを作りたいという想いを抱いて来たそうです。
ハーミット ラムは彼がようやく辿りついた自身のレーベル。
ニュージーランドでは殆ど目にする事が無い石灰質土壌の畑から収穫されるブドウに拘り、卓越した品質のワインを作り始めています。
ニュージーランド ワインの既成概念を破壊する新たな価値を齎してくれる事間違いありません。

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