ヴェルメンティーノ レイヌ・ヴィンヤード 2017
国:USA (アメリカ)
地域:Oregon (オレゴン)
品種:Vermentino (ヴェルメンティーノ)
タイプ:White (白)
土壌:火山性 赤土
栽培:バイオダイナミック
醸造:10月15日に手摘みで収穫開始。除梗後、36時間漬け込み。コンクリートタンクと栗樽で自然発酵、9ヶ月熟成し瓶詰め前に一度ラッキングし、2018年8月21日に瓶詰め。
SO2:瓶詰め時少量添加。Total SO2: 50ppm
度数:13.7%
インポータコメント
バジル、レモン、火打ち石、チョーク、洋ナシ。
このワインに使われているヴェルメンティーノは2009年に、アップルゲート・ヴァレーにあるレイン・ヴィンヤードの火山性の赤土に育つ数少ないブドウ樹に接ぎ木されたものです。
収穫されたブドウを除梗後36時間漬け込みした後にプレスし、その形状から私たちが「カバ」と呼ぶ楕円形のコンクリートタンクに果汁を移して発酵。
発酵終了後、ワインにテクスチャーや複雑さを備えるべく栗の樽で澱と共に10か月熟成させましたが、その一部は同じコンクリートタンク内で熟成させました。
楕円形状ゆえ澱とワインが触れる面積が多く、複雑でテクスチャーのある、飲み心地のよいワインができました。
■生産者
MINIMUS WINES (ミニマス・ワインズ)
本拠地:アメリカ・オレゴン
作り手:チャド・ストック
オレゴン発 天才醸造家 ”CHAD STOCK チャド・ストック”の実験プロジェクト「MINIMUS WINES ミニマス・ワインズ」。
「ミニマス・ワインズ」はチャド・ストックのワイン醸造所であり、新しいアイディアの実験場である。チャド・ ストックは、カルフォルニア州立大学で醸造学を学んだ後、数年間他のワイナリーでアシスタントや醸造長を務め 、自然派ワイン造りのコンサルタントをし、2011年に、それまでオレゴン州で行われていたことすべてに“疑問を呈する”目的で「ミニマス・ワインズ」を設立しました。
「ピノ・ノワールがオレゴンのウィラメット・バレーのすべての畑で理想的な葡萄である」とは確信していなかった彼は、他の品種を植えて実験し、オレゴン州やアメリカのワイナリー達がそれまで入手できなかった欧州品種を直接輸入するプログラムを作りました 。
今までとは違った発酵や熟成の容器の使用を探求し、初のアメリカンアンフォラの開発を手伝い、そのアンフォラでワインを造り、オレゴン初の酸膜酵母熟成によるワインを造ったこと、また、オレゴン州に初めてクリの木で作った樽を輸入したことも、その「疑問」や「探求」のプロセスで彼が行ったことです。 「MINIMUS」とは、ミニマム(最小)の意味で、添加物なしでワインを作ること表します。
ワインのほとんどが一度しか造らないキュべであり、すべて意図をもって実験的に造られます。
数字が付与されるナンバーシリーズ、辞書シリーズ、その他があります。