ピーチズ 2017

  国:Australia (オーストラリア)
 地域:South Australia (サウスオーストラリア)
 品種:Pinot Gris (ピノグリ)
    Chardonnay (シャルドネ)
    Savagnin (サヴァニャン)
    Sauvignon Blanc (ソーヴィニヨン・ブラン)
タイプ:Orange (オレンジ)
 栽培:オーガニック
 度数:12%

インポータコメント
Pinot Gris / Chardonnay / Savagnin / Sauvignon Blanc の混醸。
自宅の目の前にすり鉢状に広がる2ha程の畑に植えられた全ての白ブドウ品種を使用した「畑の表現」。
一度に全ての品種を収穫するのではなく、完熟したと彼自身が味見をしながら房を摘んでいった為、各品種も収穫日がまちまち。
最終的に10日掛けマセラシオンを継続しながら収穫したフルーツを上から投入していったそうです。
房は全てハンドソートし、除梗したものもあれば全房もあったとの事。
味わいは正に名の通で、本当に「桃」そのもの。
桃って不思議なもんで、ビシ冷えにしなくても美味しくないですか?
アロマがより膨らむ感じで。
このワインも正にそんな感覚をプレゼントしてくれます。
ちょびっと冷やして、温度をゆっくり上げながら広がるフレーバーを楽しんて頂けたら幸いでございます。


■生産者
Manon (マノン)
本拠地:オーストラリア・サウスオーストラリア
造り手:ティム・ウェバー

マノンはティムウェバーが妻モニークと共に夫婦二人三脚で丹精込めてワイン作りを続ける農園。
オーストラリアのアテレードヒルズにあるサブコミューンであるバスケットレンジの標高550mに位置する小さなワイナリーです。
実質的ワイン作りはティムがアシスタントを務めていたルーシー・マルゴー時代の2012年からスタートしていましたが、当時は自身で所有する畑が無く、山奥にある借家のガレージで買いブドウから生まれる3〜4樽程の極々小さな生産量。
当然大々的に販売される事が無く、地元のワインパーやボトルショップでさえも殆ど目にする事が出来ない幻の存在でした。

当時の恋人、現在の妻モニークはニュージーランドでも名の知れたワイナリーであるミルトンの愛娘。
モ二ークの父親からの後押しがあり、二人が理想のワイン作りの為に腰を落ぢ着けたのが2014年。
古くからのブドウ樹が残っていた小さな農園を多額の借金と引き換えに手に入れ、2年という時聞を掛けながら農園全ての生態系をオーガニックで共生出来る環境に整えました。
そして初めてのワイン が生まれた2016年。
ワインの誕生を待っていたかの様に2人に子供が生まれた事が美しい奇跡の様です。

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