ランシュルジュ 2019
リリース待ち
国:France (フランス)
地域:Loire (ロワール)
品種:Gamay (ガメイ)
タイプ:Red (赤)
土壌:粘土、シレックス
栽培:ビオロジック
SO2:10mg/l
度数:13.5%
インポータコメント
マルセル・ラピエールで修行を積んだジェレミーが樹齢60年のガメイで造る「反乱者」という意味のキュヴェです。
ステンレスタンクで醸し後、木製開放桶で発酵、400Lの樽で5 ヶ月熟成しました。
紫を帯びたルビー色、ストロベリーの甘いアロマに微かに海苔のニュアンス、ボリュームのあるアタックにたっぷりのエキスと重心高めの酸、ジューシーな旨味を伴う均衡のとれた味わいです。
■生産者
Jeremy Quastana (ジェレミー・クアスターナ)
本拠地:フランス・ロワール
造り手:ジェレミー・クアスターナ
ロワールの若き生産者ジェレミー・クアスターナ、1986年8月20日生まれ。
AOCで言うとChevernyのFresnesという村で生まれ育ちましたが、ワインとは全く無関係に育ちました。
お父様はフランスのガス会社にお勤め、農業とは全く無縁。
大学は同じロワールのTours大学、専攻は西洋史でした。
ところが大学4年生の時に人生を変える出会いがあったのです。
たまたまお小遣い欲しさに収穫のアルバイトをしました。
近所のLes Vins Contesのオヴィリエ・ルマッソン氏のワイナリー。
気軽な気持ちでアルバイトしたのですが、その間に頭に衝撃を受けるようなナチュラなワインを沢山飲み、大の大人が真剣に農業に向かって命を懸けて働いている姿を見て、衝撃を受けました。
大学卒業後の進学に悩んでいる中、純粋なJeremyはある決断をします。
こんなに不思議なワインなら、もう少し勉強してみたい!と...。
そして大学卒業後、今までと分野の違うボルドー大学の醸造学科に2年通い、本格的にワインの醸造を勉強しました。
その間もオリヴィエの収穫を手伝い、忙しい時は準スタッフとしてワイン醸造も手伝いました。
大学の卒業見習いに選んだのはボージョレの大御所、今は亡き、マルセル・ラピエール氏のワイナリー。2008年に半年間、ラピエール氏のもとでナチュラルワインを徹底的に勉強しました。
そのスタジエも無事終了し、ボルドー大学を卒業と同時に彼が選んだ人生はワインを自ら造る事です。
そして2009年に畑を2ha借りて2010年からワイン造りを始めました。
彼は生まれつき運が良かったのかもしれません。
幸運にもご両親を始め、色んな方がJeremyを応援してくれてこんな最短でワイン造りを開始。
フランスのデビューは2011年6月のボルドーで行われたVINEXPOです。
ここにブースを持つのではなく、この期間にボルドーの周りで開催されるいくつかのBIOのサロンで初デビュー。
このデビューの時には彼のワインはほとんどSOLD OUT。
今後がますます楽しみな造り手です。