[3200] BRUTAL 2018 Alex Craighead Wines / ブルータル 2018 アレックス クレイグヘッド ワインズ

4,000円(税込4,400円)

ブルータル 2018

  国:New Zealand (ニュージーランド)
 地域:Nelson (ネルソン)
 品種:Pinot Gris (ピノ・グリ)
タイプ:Orange (オレンジ)、Red (赤)
 栽培:ビオロジック
 SO2:無添加
 度数:11%

インポータコメント
現在オセアニアで唯一BRUTALを作っているのがAlexですが、今回もPinot Grisのみを使用してファンクのスタイルを表現してくれております(相変わらずの赤味掛かったオレンジ)。
この類のワインを注ぐと往々にして「このワインはロゼなの?オレンジなの?赤なの?」という方がおりますが、私はそんな方に遭遇する度に「マイケルジャクソンって黒人なの?白人なの?って質問する人の事どう思います?」って答える様にしております。

コンセプトワイン「ブリュタル」。
このワインは、瓶詰め時に亜硫酸を使用することをよしとしない様々な生産者が、自分たちの「攻めた」ワインに共通のキュヴェ名をつけて、各自でリリースするコンセプトワイン。
ブリュタルには「残忍な」「粗暴な」という意味があり、と同時にカタラン語(このコンセプの発起人にスペインやルーションの生産者が含まれるため)のスラングで「素晴らしい!」という意味もあるダブルミーニング。
既存のワインの権威に対してのアンチテーゼとして死神が鎌を振るうデザインのエチケット(ラベル)が定番で使用されます。


■生産者
Alex Craighead Wines (アレックス クレイグヘッド ワインズ)
本拠地:ニュージーランド・ネルソン
作り手:アレックス・クレイグヘッド

シドニー生まれのアレックスクレイグヘッドは幼少期にニュージーランドに移住し、クライストチャーチで育った彼はキャリアを料理人としてスタートしました。
2001年にシェフとして西オーストラリアのスワンヴァレーに移り住みましたが、同地で多くのワインを味わい、醸造家と密接な繋がりを持った事でワイン造りへの情熱が目覚め始めます。
ワインへの熱い想いは彼をキッチンから切り離し、ニュージーランド リンカーン大学への誘います。
そこで醸造学と栽培学を修め、フランス・イタリア・スペイン・アメリカ・カナダと各国でビンテージを含めた全プロセスを叩きこみます。
世界各地を巡りながら様々なスタイルのワイン造りを体験し、2011年にようやく生まれ育ったニュージーランドへ戻って来たアレックスには一つの野心がありました。
それはニュージーランド最高の「ピノ」ファミリーを作り上げる事。
ワイララパにあるマタヒウィ ワイナリーを経て若干32歳の若さでアラナ エステートの醸造最高責任者に抜擢されたのは情熱のみならず、マタヒウィを一躍スターダムに伸し上げた彼の手腕が評価された結果です。
マーティンボローの雄アラナ エステートを率いつつアレックス自身が本当に自分の為に作りたいと願ってスタートしたレーベル。
それがドンです。(アレックス クレイグヘッド ワインズに統一。)
今は亡き祖父の名に込めた彼の想いワインの味わいに反映され、未だオーセンティシティが蔓延する同国市場に一石を投じ、大きな波紋を呼んでいます。

2年前よりNelson【ネルソン】のUpper Moutere【アッパー モウテレ】へとお引越し。
かつて「最高のPinotを作る」としたDONのコンセプトは「最高のBourgogne品種ワインを作る」事にスイッチしました。
Pinot Gris単一のワインはもう作る事はありません、全てのPinot Grisは彼が現在Kindeliで作っている各種キュヴェにブレンドされております。

カテゴリーから探す