バッコ・イン・トスカーナ 2018
国:Italy (イタリア)
地域:Toscana (トスカーナ)
品種:Sangiovese (サンジョヴェーゼ) 50%
Syrah (シラー) 50%
タイプ:Red (赤)
栽培:サステーナブル
度数:13.5%
インポータコメント
ラベルの「bom ba ba ba」ボン・バ・バ・バとは戯曲「バッコ・イン・トスカーナ」(F.リディ作)の中で、トスカーナワインを飲んで陽気になったバッカスが叫んだ喜びの声です。
ブラックベリー、プラム、鉄、ブラックオリーブ、ほのかに黒胡椒とシナモン、赤い花のような深みのある香り。
非常に良く熟した雰囲気で落ち着きがありながらも充実した香りを楽しめます。
シラーのコクがしっかりと強調されたジューシーな果実味。
酸味とタンニンも甘い果実味と良いバランスを保っています。
口に含んでからの熟した果実のような風味もたまりません。
■生産者
Guado al Mel (グアード・アル・メロ)
本拠地:イタリア・トスカーナ
造り手:ミケーレ・シエンツァ
トスカーナ州ボルゲリ地区の中心、最高の地域と言われているカスタニェート・カルドッチ地区に1999年設立したワイナリーです。
近くにはオルネライアがあります。
オーナーであるミケーレ・シエンツァの家族で運営しています。
最新のテクニックと伝統を上手くミックスさせた上品で繊細なワインを造っています。
現在ワイナリーのすべての指揮を取っている息子のミケーレは、醸造家であり、生物学者でもあります。
物静かで丁寧な仕事をする彼のやさしい性格がワインにも表れています。
フェデリコとジョヴァンニの二人の息子がいます。
ミケーレの父アッティリオは、現在ミラノ大学の教授で、葡萄栽培について教えています。
イタリアワイン界ではかなり名の通った人物で、各地で講演を行っています。
また多くのワイナリーの栽培及び醸造のコンサルティングも行っています。
葡萄畑は約30ヘクタール。
粘土質の上に砂質が被さっているので水はけが良く、海と山に囲まれている地中海性気候により、夏場も最適な温度に保たれる最高の地域です。
周辺環境にも配慮する彼らはイタリアでは珍しいサステーナブル農法を実施しており、環境保全に努めています。
サステーナブル農法とは、化学薬品の添加を減らし、浄水施設を作り、堆肥を利用し畑を豊かにすることや、太陽光を利用し省エネに努め、環境に配慮しながら、永続的に安心して、葡萄作りができる農法です。
畑で葡萄と一緒に花を育てることで、葡萄の病気を早期に発見できたり、ハーブの効果で虫をさけることができます。
SO2は、ワインの発酵や出来映えを見ながら必要最低限を添加。
新樽は、毎年10%入れ替えし、フランス産をメインに使用しています。
ボルゲリという最高のミクロクリマに恵まれた土地で酸とタンニンのバランスが取れたワイン造りを行っています。