サウザンド・ファイヤー 2019
国:Australia (オーストラリア)
地域:South Australia (サウスオーストラリア)
品種:Muscat (マスカット)
Chenin Blanc (シュナン・ブラン)
タイプ:White (白)
SO2:無添加
度数:11.5%
インポータコメント
2017までSemillon/Chenin Blancで作られていたこのキュヴェ。
2018からMuscat/Chenin Blancという、「無理シナイデ」と全く同じ品種構成に変わっております。
決定的な違いは「無理シナイデ」が買いブドウである事に対し、Thousand FiresはFiona Woodと契約したリースの畑。
James Erskine【ジェームス アースキン】自ら畑のケアを行って来た事にあります。
同時にスキンコンタクトの長さは若干「無理シナイデ」よりも短く、更にラッキング(エレヴァージュ)は3ヶ月程長い、よりクラシックな姿勢へ。
■生産者
Jauma (ヤウマ)
本拠地:オーストラリア・サウスオーストラリア
作り手:ジェームス・デニス・ダンビー
2006年にオーストラリア最優秀ソムリエの栄冠に輝いたジェームス ダンビーアースキン。
世界最優秀ソムリエを目指すかと思われていた彼がその栄冠に輝いた直後にソムリエを辞めた事は誰しもが驚かされました。
ジェームスは既に決心していたのです。
自分自身のワインを作る事を。
フランス・イタリア・スペイン・オーストリア・ドイツで研鑽を積みながら本当に自身が作りたいと思うスタイルに辿り着く訳ですが、ジェームスのスタイルは今正に世界中でインパクトを与えています。
ちなみにヤウマとはラテン語でジェームスを意味していますが、これはスペインでジェームスが出会った若き天才醸造家の名前でもあるそうです。
グルナッシュをシュナンブランを「心のブドウ」と言うジェームスが選んだ土地は南オーストラリアのマクラーレンヴェール。
シスト土壌に砂質土壌が層を成す過酷な環境で、家族と共に文字通り手作りで作る彼のワインにはフィネスがあり一般的に高いアルコールと思いボディを連想させる同地のワインとは格段の差があります。
サンスフルは勿論。
極力何もしないアプローチがヤウマのスタイルです。