レ・カルトロン 2018
国:France (フランス)
地域:Loire (ロワール)
品種:Sauvignon Blanc (ソーヴィニヨン・ブラン)
タイプ:White (白)
土壌:小石まじりの粘土石灰
栽培:ビオディナミ
認証:カリテフランス
SO2:10mg/L未満
度数:13%
インポータコメント
父エチエンヌの時代から続くスタンダードなキュヴェでステンレスで9 ヶ月発酵、そのまま10 ヶ月シュールリー熟成、瓶詰め時にSO2を10mg/L添加、軽く濾過し瓶詰めしています。
輝きのあるグリーンイエローの外観からディルやパプリカなどの野菜やライム、夏みかんの香りを感じます。
例年と比較し柑橘の酸味が強いフレッシュな果実感からシャープな仕上がりとなっています。
■生産者
Sebastien Riffault (セバスチャン・リフォー)
本拠地:フランス・ロワール
作り手のセバスチャン・リフォーは1981年12月5日、サンセール生まれ。
家族は代々サンセールで農業を営んでおりました。
お爺様の時代は山羊のチーズや小麦、勿論葡萄栽培と手広く色んな農業を行っておりました。
そしてお父様エチエンヌの代になり、葡萄栽培からワイン醸造を手掛けるように。
お父様は無農薬ではありませんでしたが、その当時まだそれ程ポピュラーでなかったDomaineという自社畑・自社醸造・自社瓶詰めをサンセールで根付かせた人物です。
畑の仕事を手伝ながら育ったセバスチャンは当然ワイン造りを目指します。
最初にアンボワーズの農業高校でワインを学び、その後ブルゴーニュ・マコンの大学で醸造学を。
卒業後直に実家に戻らず、ロンドンで世界のワインマーケットを本格的に学ぶ為に酒屋さんに務めます。
勤務していた時にナチュラルワインを覚え、その後畑に戻らずパリの「ラ・ヴィーニャ」というワインショップで働き、そこで最先端のワインを勉強しました。
2004年にサンセールに戻り本格的に自分のワイン造りを開始。
徐々に徐々に畑を無農薬に切り替え、2007年には100%完全無農薬の畑にしカリテ・フランスのBIO認証を取得。
彼のワイン造りの方法は彼が色々学んで、ここまでたどり着いたものです。
彼の言葉で言う「プルミエ・ゼネラシオン・キ・ア・ショアイジ・ビニュロン・ビオロジック(意訳: ビオロジック農法は僕が初代です)」。
彼のトレードマークとも言える髭を見ていると時々年上なのかと思う話しぶりと、子供のような無邪気
な一面と・・・とても純粋な人柄。
ワインの話しをしだすと止まりません。彼は畑の中にいると生き生きとします。