シードル 2019 あか
吹きこぼれ防止のため澱を取り除くデゴルジュマンをしていますが、 若干の澱があります。
そのため、吹きこぼれる可能性があります。
開栓前には冷蔵庫等で十分に冷やしてから、吹きこぼれても大丈夫なようシンクかボウルの上で瓶を立てて、 ゆっくりと開栓して下さい。
開栓後、すぐにグラスに注ぐかもしくは 瓶を斜め45度に傾けて泡が落ち着くのを待ってからグラスに注いで下さい。
国:Japan (日本)
地域:Nagano (長野)
品種:サンフジ、紅玉、シナノスイート、王林、シナノゴールド
タイプ:Cider (サイダー)
SO2:40ppm
度数:7%
生産者より
当初あおとして仕込んでいたのですが、発酵の途中で想定外の反応が起こり僅かな亜硫酸で対応し様子を伺っていたのですが、私達の意図していないところで落ち着いてしまいました。
あおとしてではなく、急遽違う形で出すことにいたしました。
開栓したては若干還元的なニュアンスがあり、とろみも感じられます。
ですが幸いなことに味の方に影響はありませんでした。
野生酵母で発酵させる難しさと醍醐味でもあります。
ラベルも女の子のニュアンスを少し変えて頂き、やんちゃなイメージにしてもらいました。
・自社畑とJAから購入したリンゴを破砕して化繊の袋に入れて、空圧式のメンブレンプレス機で 強い圧力で一気に搾汁。
・品種構成はサンふじ(晩生種)が76.5%と中生種が23.5%。
・開放型のステンレスタンクにて野生酵母で発酵が始まるのを待つ。デブルバージュは行わず、 発酵を促す加温も行わない。
・ロットによって異なるが約2週間でアルコール発酵が始まり、仕込み始めてから約1ヶ月後に 発酵の途中で瓶詰。アンセストラル製法(瓶内1次発酵)で辛口に仕上げる。
・瓶内で5ヶ月熟成後、澱を取り除くためのデゴルジュマンを行い、甘さの調節も行わない。
・発酵の途中で不測の事態が起きたため、亜硫酸を40ppm添加。
・デゴルジュマンの際、目減り分を同じ液体で補填するが、その時は亜硫酸の添加は無し。
・そのため添加の亜硫酸は発酵終了時にはほぼ消費されているので、トータルの亜硫酸は
ごく微量。
・開けたては還元的だが、時間が経つにつれてフローラルな香りが立つ個性的なシードル。
■生産者
LES VINS VIVANTS (レ・ヴァン・ヴィヴァン)
本拠地:日本・長野
長野県東御市のワイナリー「レヴァン・ヴィヴァン」から初リリース。
2015年に東御市に移住された荻野夫妻。
ピノノワール、ガメイ、シュナンブラン他、様々な品種を農薬や化学肥料を使わないナチュラルな栽培をしています。
ワインのリリースはまだ先ですが、今回の2種のシードルがレヴァン・ヴィヴァンの初リリースとなります。
東御産の自社畑のリンゴと購入リンゴを使い、仕込みから瓶詰めまで一切の亜硫酸を添加していない、無濾過、無清澄のピュアなシードルです。
ラベルは、Yunico Uchiyamaさんの個性的でキュートなラベル。