モストロ 2019

  国:Italy (イタリア)
 地域:Piemonte (ピエモンテ)
 品種:Grignolino (グリニョリーノ)
タイプ:Red (赤)、微発泡
 土壌:石灰質
 栽培:農薬や化学肥料は一切使用せず、銅の使用も必要最低限。
 SO2:無添加
 度数:12.5%

インポータコメント
mosto(モスト)が化ける(モンスター)の意味を込めて、残糖を残したまま瓶詰め。
ほのかな甘さが残るチャーミングな微発泡ロゼワイン。
19年は明るいイチゴ色でバランスも良く、すいすい飲めてしまいます。

難点は開栓時、とても吹きます、、。
王冠ですので、少しづつガスを抜いて頂ければと思いますが、少々時間がかかります。



■生産者
Cascina Tavijn (カッシーナ・タヴィン)
本拠地:イタリア・ピエモンテ
作り手:ナディア・ヴェッルーア

アスティの北、スクルツォレンゴは人口600人程の小さな村。
古くよりピエモンテ名産のノッチョーラ(ヘーゼルナッツ)や野菜、ブドウ栽培が盛んな農村です。
オッターヴィオ・ヴェッルーアは、祖父より続く家と僅かな畑を受け継ぎ、ブドウとノッチョーラの畑を軸に本格的に農業の道を進み始めます。
そして独学ながら、周りの仲間と共に少しずつ自分たちの飲む為のワイン醸造も開始。
1990年代に入り、それまでのダミジャーナでの販売を減らし、徐々にボトル詰めを始め、カッシーナ・タヴィンとしてのスタートをきります。
現在は娘ナディアを中心に、6haある畑より年間約20.000本のワインを生産。
土着品種であるルケを中心に、グリニョリーノとバルベーラを栽培。
畑の標高は320m、石灰質の強い土壌の為、素晴らしいミネラルが詰まったブドウが出来きあがります。
畑では農薬や化学肥料は一切使用せず、銅の使用も必要最低限に留め、醸造は自然酵母での発酵、しっかりとマセレーションを行い、最低6〜10ヶ月、それぞれの必要期間の熟成を行う。
数年前より酸化防止剤無添加での醸造も行っており、2012年ヴィンテージで初めて完全無添加のルケを完成させました。
地元で愛された、愛すべき品種を守り、スクルツォレンゴの歴史を繋ぐ素晴らしい農家です。

カテゴリーから探す