マセラシオン・ド・ゲヴュルツトラミネール レ・ピュセル 2018

  国:France(フランス)
 地域:Alsace (アルザス)
 品種:Gewurztraminer (ゲヴュルツトラミネール)
タイプ:Orenge (オレンジ)
 栽培:ビオディナミ
 SO2:無添加
 度数:14%

インポータコメント
ツェルベルグとフロンホルツの数ヶ所の小さな区画(パーセル)のゲヴュルツトラミネールを50%は3週間醸し、50%は直接圧搾したものをアッサンブラージュし3ヶ月発酵し5ヶ月熟成しました。

無垢な味わいと数ヶ所のパーセルとの掛け言葉でピュセル=処女と名付けられました。


■生産者
Domaine Julien Meyer (ドメーヌ・ジュリアン・メイエー)
本拠地:フランス・アルザス
造り手:ジュリアン・メイエー

ジュリアン・メイエーはビオディナミ実践者の間では有名にも関わらず、雑誌などの媒体が嫌いで、一切マスコミに出ていない醸造家。
勿論、Classementにも出ていません。レベルからすると当然出てもおかしくないほど偉大な醸造家なのですが、 サンプルを送ってないから出ないのは当然。
宣伝する必要の無い造り主は、サンプルを送る必要はないのです。

そんな彼は、学者肌の素晴らしいインテリ醸造家。
ビオディナミの実践者で理論ばかり先行しがちに見える最近、彼の実践の伴った理論には驚かされます。
勿論、彼の造ったワインは素晴らしいの一言です。
1705年から存在する歴史ある造り主で、もともとほとんどBIOの農法でした。
彼の代、1990年から完全無農薬(BIO)に切り替え、1999年から 100%ビオディナミ農法に。
一見優等生に見える彼も、学生の頃は勉強しない悪い生徒だったけど、沢山のワインを飲んでいくうちに自分の中のワイン造りに目覚めたといいます。

彼の素晴らしい名言の中の1つ「土を醸造家が借りている」と言っていました。
大きな自然界の中で、今、この瞬間借りさせて頂いている、 だからいいかげんな仕事をしてはいけないのだそうです。

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