[2160] Chardonnay 2020 Markowitsh / シャルドネ 2020 マルコヴィッチ

2,700円(税込2,970円)

シャルドネ 2020

  国:Austria (オーストリア)
 地域:Niedersterreich (ニーダーエステライヒ)
 品種:Chardonnay (シャルドネ)
タイプ:White (白)
 栽培:ビオロジック
 度数:13%

インポータコメント
2019 年は素晴らしいヴィンテージで、葡萄は十分に熟し、フルボディに仕上がっています。
エレガントで繊細な味わいで、素晴らしくフレッシュ。
非常に深みのある果実味と、しっかりとした酸の骨格がある、バランスの取れたワインです。
多面性を持つワインで、最初はトロピカルフルーツやシナモンを特徴とする香りがするので、濃厚な味わいが期待されますが、そうではありません。
非常にフレッシュで、フルーティーでありながら精密な味わいで、フィニッシュは非常にアロマティックです。
野菜、マッシュルーム、トリュフのパスタに最適。
魚のフライや、ターフェルスピッツ(牛肉の煮込み)のようなメインコースとの相性も抜群です。


■生産者
Markowitsh (マルコヴィッチ)
本拠地:オーストリア・ニーダーエステライヒ

ゲアハルト・マルコヴィッチが 1990 年に両親の畑を引き継ぐまでは、マルコヴィッチ家の畑は主に穀物や甜菜等を栽培しており、葡萄の栽培は少 しだけでした。
彼は改革を起こし、その畑を葡萄畑へと変え、短期間の間にオーストリアのトップワイン生産者の 1 人として認められるようにもなりました。
今では葡萄畑の面積は約 50 ヘクタールにまでなり、オーストリアで一番影響力のあるワイン・グルメ雑誌である FALSTAFF(ファルスタッフ) では、4 つ星を獲得、また 1999 年に“Winemaker of the year”という称号を授与しており、マルコヴィッチのワインは国内、国際的に高い評価を得ています。

カルヌントゥムの葡萄畑は急な斜面に広がっていたり、劇的な地層に囲まれたりしているのではなく、ゆるやかな丘陵地帯にあります。
これらの丘 にはそれぞれ独自の地質学上の歴史や、独自の解釈があり、それが独自の独特な風味をもたらします。
ゲアハルトはカルヌントゥムで長年に渡り 様々な土壌と様々な葡萄品種のワインを融合させ、素晴らしいキュヴェを造り出すことに力を注いできました。
しかし、現在カルヌントゥムでは新し いプロセスが進行中で、今は個々の土地の特徴的なキャラクターを明確にする方法や、それらを純粋に表現する方法についても考えながら、ワ イン造りをしています。
畑は、サスティナブルとビオロジック農法で葡萄を育てており、現在、全ての畑をビオロジックに移行している状況です。
殆どの葡萄をカルヌントゥムの畑で育てていますが、ブルゲンランドにも一部所有しており、葡萄畑の 75%は赤ワイン品種、25%は白ワイン品種が植えられています。
赤ワインではツヴァイゲルト、ピノ・ノワール、メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、白ワインではグリューナー・ヴェルトリーナー、シャルドネ、ソーヴィニ ヨン・ブランが多く造られています。
2001 年、マルコヴィッチはオーストリアで最も近代的なワイン醸造所の 1 つを建設し、その膨大なノウハウで現代の葡萄栽培の課題に対処できるようになりました。
発酵に関しては、基本天然酵母で発酵を行っていますが、時折、発酵に問題があった場合のみ、バイオ酵母を使用します。
セラーは 2 階建てで、ワインは圧搾から発酵が完了するまでの最初の数週間は、主に地上階の冷たいステンレスタンクの中に入れられています。
そのため微生物発酵の過程に鋭い目を向け、必要に応じて徐々に調整をすることができます。
その後、ワインを地下のセラーに持ち込み、そこで 1 年から 3 年の間、一定の温度でワインを熟成させます。
マルコヴィッチの目的は、カルヌントゥムのテロワールを彼のワインに生かすことです。
これはツヴァイゲルトなどの土着の葡萄品種の使用の増加につながりますが、世界中で通用するように、国際的な品種も使用しています。

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