サン・パーニュ 2018
国:France (フランス)
地域:Loire (ロワール)
品種:Chardonnay (シャルドネ) 70%
Chenin Blanc (シュナンブラン) 30%
タイプ:Petillant (ペティアン)
土壌:シレックス・粘土石灰
栽培:ビオロジック
認証:エコセール
SO2:30mg/L
度数:13%
その他:4気圧
インポータコメント
直訳すると「腰巻」ですが添加や追加なしというナチュラルワインを説明する言葉遊びでもあります。
グラスファイバータンクで4 ヶ月発酵しティラージュ、瓶内発酵・熟成しノンドザージュでデゴルジュマンしました。
輝く麦わら色、白桃やバナナの甘い香りの奥からホワイ トペッパーのアロマ、控えめな泡に程良い残糖感の後にアクセントとなる苦味、フルーティーな気取らないペットナットです。
■生産者
Ludovic Chanson (ルドヴィック・シャンソン)
本拠地:フランス・ロワール
作り手:ドヴィック・シャンソ
ロワール/モンルイに無農薬の畑でワインを造っているAlexMathur(アレックス・マチュー)というワイナリーがありました。
ワイン造りを勉強する為に2005年にアンボワーズに入学したルドヴィック・シャンソンは、友人がエリックの所に見習いで働いた経緯があり彼と知り合い、同じ無農薬のワインを造りたくてエリックと意気投合して2008年に一緒にワイン造りを始めました。
しかしその後、エリックはワイナリーAlexMathurをルドヴィックに売却。ルドヴィックはたった1人で切り盛りする事になりました。
そしてそれを機にワイナリーの名前も変更、自分の名前を取ってLudovic Chansonという新しいワイナリーが誕生したのです。
1971年Toursの生まれのルドヴィック・シャンソン。
Tours大学を卒業した後、生命科学を専攻し15年間Biologisteとして働いていたが、ワインに興味が変わり、学生に戻りました。そして最終的に選んだのはやはり生まれ故郷のロワールです。実はグレゴリー・ルクレール氏(ドメーヌ・シャウ・エ・プロディージュ)と大の仲良し。
それもそのはず、2005年のアンボワーズの学校で一緒に机を並べた仲なのです。高校を卒業してから入学する生徒が多い中、社会人の枠で知り合いました。そのクラスには何人かの社会人はいたけども、実際自分でワイン造りを始めたのは、たった3人、それだけ現実は厳しいです。その3人の中の2人ルドとグレゴリーは、何か解らない事があると2人で助け合ってワイン造りを行っております。
でも2人共、それぞれたった1人でワイナリーを始めた一匹狼同士、どんなに仲が良くてもいつも孤独と隣り合わせの現実の中、熱い情熱をもって畑で仕事をしています。