ウォーターヴェイル・リースリング 2020
国:Australia (オーストラリア)
地域:South Australia (サウスオーストラリア)
品種:Riesling (リースリング)
タイプ:White (白)
SO2:ボトリング時に微量
度数:11.5%
インポータコメント
「Gullyview」「Paris」2つの畑に位 置する3つの区画から。
平均樹齢約 45 年、手摘み、18 時間のスキンコンタクト。
ステンレスタンク(60%)・セ ラミック製エッグタンク(30%)・スロヴェニア産オーク樽(10%)で野生酵母による醗酵(2 ヵ月)。
良質な澱と共 にさらにステンレスタンクで8カ月澱と共に熟成。
少量の SO2 を添加してボトリング。
ノンフィルター、清澄剤不使用。
■生産者
Koerner Wine (コーナー)
本拠地:オーストラリア・サウスオーストラリア
作り手:デーモン&ジョナサン・コーナー
若い兄弟デーモンとジョノによるワイナリー「コーナー」ですが、醸造面で中心的な役割を果たしているのが兄のデーモンです。
デーモンは 2011 年にアデレード大学を卒業した若手の醸造家。
1986 年生まれのデーモンはブドウ農家に生まれ、両親が丹念に育てたブドウがワインになっていくのを見て育ったサラブレッド。
2011 年にアデレード大学を卒業したデーモンは以後精力的に醸造家としての経験を積んでいきます。
バロッサヴァレー(PeterLehmann)、アデレード・ヒルズ(The Lane and Petaluma)、ハンターヴァレー (Tyrells)。
またオーストラリアのみならず、アルザスやシャブリなどでもヴィンテージを経験し、さらに見分を広げたデー モンはその自由な発想力を存分に活かすため 2014 年にオーストラリア・クレアヴァレーに戻ったのです。
彼が実践するワイン造りでは野生酵母による醗酵やスキンコンタクト、エッグタンクの導入、少量の酸化防止剤以外の添加物の不使用といったアプローチが取り入れられていますが、彼らにとって最も重要なことはクレアヴァレー・ウォーターヴェイルの土地の魅力が存分に表現された唯一無二のワインを産み出すこと、と言えます。
ドリンカビリティに溢れ、優しく浸み込むような果実味と高くキープされた天然の酸。
テッラロッサの土壌に植えられたブドウからはミネラル感をしっかり感じるワインは生まれます。
オーストラリアでも高い注目を集めるコーナーですが、2019 年遂にその年の最優秀若手醸造家に贈られる大きな栄誉である「Young Gun of Wine」を受賞。
間違いなくオーストラリア新世代を代表する造り手の1人に躍り出ました。