[2175] Le Blanc de la Mariee 2020 Dom. de la Garreliere / ル・ブラン ド・ラ・マリエ 2020 ドメーヌ・ド・ラ・ギャルリエール

2,900円(税込3,190円)

ル・ブラン ド・ラ・マリエ 2020

  国:France (フランス)
 地域:Loire (ロワール)
 品種:Sauvignon Blanc (ソーヴィニヨン・ブラン)
タイプ:White (白)
 土壌:風化した砂が覆う、シレックス混じりの粘土質土壌
 栽培:ビオディナミ
 認証:ユーロリーフ
 SO2:1.5g/HL
 度数:13%

インポータコメント
それが自然だからといった言葉を言い訳にすることなく揮発や腐敗といったオフフレーバーを潔癖に排除するプルゾー氏。
息子たちがドメーヌに帰還したこともあるのか、潔癖な完成度はそのままにSO2ごく少量のエキスの美しさを描く造りに進化しました。
厳密に言えばのレベルで抜栓直後から既にわずかな酸化、果実を明瞭に引き立てている。
粘性の無いジューシーなアカシアハチミツ、香りの奥にあるコリアンダーシードの爽快なスパイスが香りを重層化。
2020年はとても細やか、口の中の毛細血管全てに浸み込むような緻密な酸の構成、クラスを越えた複雑さがありながら難解ではなく今から楽しめる。
若さ由来の収れん、ゆるゆるといつまでも伸びるような余韻。
SO2数値を指標にしたくはないですが、よりナチュラルなエキス系の質感でいて着地点の美しさは見事です。


■生産者
Dom. de la Garreliere (ドメーヌ・ド・ラ・ギャルリエール)
本拠地:フランス・ロワール

ドメーヌは南トゥーレーヌ、ポワトー駅のあるリシュリュー村から8キロほど、南向きの丘の上に位置しています。
小さな小川を伴う風光明媚なヴァレ・デュ・ヴーデの谷に20ヘクタールの畑を所有。
アペラシオン的にはトゥーレーヌに分類されますが、地質、土壌的にはそれ以上のものがあります。
粘土石灰質土壌、シレックス土壌、風化した砂地の土壌の畑。
この粘土と石灰の個性あるモザイク状の土壌がギャルリエールの大きな特徴です。
ギャルリエールの名前の語源は古代フランス語の小石、大地、空を意味するgal-galle-garreから来ています。

1987年から経営にあたる息子のフランソワ氏は、「ぶどう栽培は結果が現れるのに時間がかかるが、『ワイン造り』の基本」と説明します。
ギャルリエールの当主フランソワと彼の妻パスカルは、卓越したセンスと直感を大事に葡萄と向き合っています。
『僕の鼻、こいつが一番の先生なんだ。』フランソワはおどけて言います。
葡萄の文化やエルバージュなど、型にとらわれた考えではなく探究心で突き進んでいくうちに、“自然な”方法論にたどり着きました。
ステレオタイプで技術的な味わいのワインにとらわれないドメーヌを目指して、彼は情熱と愛情を仕事の全てに注ぎ込んでいます。

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