ロッソ 2017

  国:Australia (オーストラリア)
 地域:Victoria (ヴィクトリア)
 品種:Syrah (シラー)
    Fiano (フィアーノ)
    Lagrein Rose (ラグレイン・ロゼ)
    Pinot Noir (ピノ・ノワール)
    Nosiola (ノジオラ)
タイプ:Red (赤)
 土壌:火山性土壌
 栽培:オーガニック
 SO2:無添加
 度数:11.5%

インポータコメント
これはモメント・モリ流のグルグル(がぶ飲み系)ワインです。
『Fistful of Flowers』の赤ワインバージョンだと考えていただけると分かりやすいと思います。
みんなのためのワインです。
バイ・ザ・グラスアイテムとしてもおすすめです。
シラーとフィアーノを混醸し、そこにラグレイン・ロゼ、ピノ・ノワール、ノジオラを加えて造りました。
このワインは生気に満ち、酸が特徴的です。
やや野性的であると同時に繊細で的確。
圧倒的な余韻。
この価格帯では考えられないレベルで要素、構造、美しさを持ち合わせています。
2019年からはリリース前の熟成期間を1年長く取っているため、各キュヴェは全体的により落ち着き、完成度が高まっています。
このキュヴェは空気に触れさせると開いてきます。


■生産者
MOMENTO MORI WINES (モメント・モリ・ワインズ)
本拠地:オーストラリア・ヴィクトリア
作り手:デイン・ジョーンズ

Daneはもともとニュージーランドの南島のウエストコースト出身です。
大自然の中で育った彼にとって自然に造られないワインは違和感でしかなかったそう。
大柄でたくましい髭、キャップにド派手なシャツ、という出で立ちはまさにギャングスターといった感じではあるものの、非常にまじめな性格や澄んだ瞳はワイン共々Momento Mori Winesの魅力の一つとなっています。
2004にオーストラリアに移住し、コーヒー業界でバリスタとしてWild Open RoadやProudMaryなMelbourneのなかでもトップクラスと言われるカフェで活躍していましたが、2009年もともとワインに興味を持っていた彼はVictoria州のHarcourtValleyにあるワイナリーで働き始めます。
その後フランスで研修し、その間、彼はJean Francois GanevatとPierreOvernoyを訪れ、彼らのワイン造りの哲学や情熱をシェアし共感することができました。
その経験は今の彼のワインメイキングの核となっています。
また彼は今は亡きRadikonのワインと出会い、イタリアのぶどうが持つ華やかな香りや、スキンコンタクトが生む複雑味などに魅了され、全てのキュヴェはイタリアのぶどう品種から成っています。
ワイナリーのすべては手作業で行われ、必然的に生産量はかなり少ないものの、SO2無しで尚且つ清潔で純粋なワインを作る唯一の方法は、発酵からボトリングまでのすべての面において優しく、丁寧に自分ですべてを行うということだと彼は言います。
もっともオーストラリアのナチュラルワイン界を感動・震撼させているワイン・ワイナリーです。

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