[2900] Ploum 2020 L'absurde Genie des Fleurs / プルーム 2020 ラブシュルドゥ・ジェニ・ド・フルール

3,900円(税込4,290円)

プルーム 2020

  国:France (フランス)
 地域:Languedoc (ラングドック)
 品種:Carignan (カリニャン) 97%
    Chardonnay (シャルドネ) 3%
タイプ:Red (赤)
 土壌:石灰質土壌
 栽培:自然農法
 SO2:無添加
 度数:12.5%

インポータコメント
標高400メートルの石灰質土壌に植わる樹齢60年程のサンソー97%、シャルドネ3%の構成。
2つの品種を10日間のマセラシオン。
その後、樹脂製のタンクにて発酵&6か月間の熟成。
「プルーム」とは葡萄が水の中に落ちる音をイメージし、まさにその音のように、葡萄の純粋な水分を感じるワインという意味で名付けられた。
木苺やバラ、バニラのような華やかな風味と、フレッシュで軽やかな口当たり、繊細なのど越しが印象的なワインとなっております。

薄いルビー色。
少々濁りあり。
香水のように華やかな香り。
木苺、バラ、ハイビスカス、スーボワ。
瑞々しい印象です。
アタックは軽やかでフレッシュ。
香りに対してドライです。
プルーン、ざくろ、少々鉄分も感じます。
チャイティのようなニュアンスも。
時間が経つとなめらかな酒質に変化していきます。


■生産者
L'absurde Genie des Fleurs (ラブシュルドゥ・ジェニ・ド・フルール) 本拠地:フランス・ラングドック
作り手:トム・ゴティエ

ルトンデスリーズのアクセル・ブリュフールと同じ土地、ベダリューに新しいドメーヌが誕生しました。
その名も、「L'absurde Genie des Fleurs=ラブシュルドゥ・ジェニ・ド・フルール」。
そのドメーヌの名は、フランスの詩人、ジャン・コクトーの、「L'absurde Genie des Fleurs=花は理屈のない素晴らしさ、そして才能」という詩の一節を引用したもの。
都会人でありながら自然に憧れをもち、観察し続けたコクトーの生涯と自分たちを重ね、さらに花のように香り、まるで天空に舞うように軽くエレガントなワインを造りたいという思いも込めてこのドメーヌ名としました。

トム・ゴティエはロワールのミュスカデ出身で、アンジュのジェロームソリニーやヴィーニュドババスなどで経験を積み、ワインだけでなく、その他フルーツの栽培などの複合的な農業に興味を持っていた時にアクセル・ブリュフールとの出会いに刺激を受け、ベダリューの地に自身の根をおろす事を決意します。

パートナーのミヤはルーマニアの生まれ、お爺ちゃんがワイン生産者で、生まれた時からワインにはなれ親しんでいました。
18歳の時にフランス・パリに移り住みながらも自然の中での生活に憧れをいだいていました。
そんな2人は自然派的なフィロソフィーを持った人たちが集まるコミュニティーの中で友人を通して知り合い、お互いに惹かれあったのです。

彼らの夢がスタートしたのが2016年。
この年に初めて買い葡萄によりワインを醸造し、わずか2000本のワインを造り出しました。
その翌年には念願の自身の畑を取得。
合計2ヘクタールのその畑は、2つの地域に複数に点在しており、粘土石灰質とシストの異なる土壌で構成されています。
そのうち一つは急斜面で機会もはいる事のできない、畑仕事をするには非常に大変な場所に位置します。
標高は約400メートル。
ほぼ耕筰放置状態の畑や、前所有者があまりいい仕事をしていなかった畑などを購入した彼らには今から膨大な仕事がまっています。
可能なかぎり自然な栽培を目指しており、畑に使用するのは、銅と硫黄、植物の煎じ薬のみ。
一つ救いなのは、畑のまわりのフルーツ農家がビオディナミを実施しており、外からの農薬の影響が全くない事です。
剪定の方法を変える。耕す。肥料を運ぶ。病気に対する対策。
などなど、ありとあらゆる事が手作業の選択肢しかありません。
それでも畑の中を歩きながら、これからの作業や将来の展望を語る2人は穏やかで、仲睦まじい様子。
希望と、幸せのオーラに溢れた畑の訪問でした。

ベダリューの町の中心にある、小さな建物の一階に彼らの本当に小さな醸造所があります。
1970年から使用されていたカーヴで、彼らが借りた時には動物を飼うスペースと2つの古い大樽があったでけでした。
いまはここに小型のステンレス&プラスティックタンクと小さなプレス機がところ狭しと並んでおり、収穫時はまるでパズルのようにこの狭い場所でワインを醸造しなければなりません。
でもこの狭さが彼ら2人の空気感とぴったり合っているのがなんとも言えません。

各キュヴェにはミヤの故郷のルーマニアの言葉が付けられています。
それはトムのミヤに対するリスペクトと、ミヤと共のワインを造っている事を、ルーマニア語を通して伝えたかったからだそう。
ここにもトムとミヤの素敵な愛を感じる事ができます。
まだまだ走り出しばかりの彼ら2人のワイン。
もちろん未熟な部分もあるかもしれませんが、2人の愛の結晶が、これからどのように形を変えていくか、とても楽しみではないですか?

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